やっぱりBJは面白い

昨日はKK10歳のお誕生日
KKリクエストのオムライスにエビフライ、ローストビーフ(フライパンと魚グリルで焼くだけ、ちょ~簡単)、デザートはかねてから予約済みの、モンスターハンターキャラのマジパンを乗っけたイチゴケーキ

プレゼントは、ママの独断で「ブラックジャック9巻」「火の鳥~未来編」「それいけズッコケ3人組」の3冊。どれもママが小学生の頃にハマったもの。
特に「火の鳥~未来編」の、「細胞の中に宇宙がある、宇宙は細胞のように構成されている」というあのシーンと、ナメクジによるグロテスクな未来シーンといったら!おそらくこれによってどっか考え方の根本に近い一部分が形成されたと思えるくらい、衝撃でした~~
「ブラックジャック」はなぜ9巻かといえば、単に一番収録話数が多かったから。そういやこの中に収録されてるセリフ
「そうだ できれば戦争中にお前を殺したかった。戦争では1人や2人殺しても罰せられん」
も、どっか根本の一部になってるな~。
KKもぜひ読んでみてね。そんで面白かったら続きを自分のお金でどんどん買って、ママに貸してね(←それが目当てかー!

と、書きたかったのはそのことではなく、そのプレゼントの1つ「ブラックジャック」巻末ページ。これにびっくり!
復刻判のコミックによくある、「このマンガには一部有色人種差別にあたる表現がありますが、それは時代のせいで他意はなく」みたいなページなんですが。
まあ私ら読者側は基本的に「これを人種差別とは受け取らない」というスタンス(じゃない人もいるからこその措置なんでしょうが)なので、文章もわりと形式的と言うか、「お約束」然とした印象なのが常でしたが、このたび買った2010年9月発行のコミック文庫「ブラックジャック」は、すごい!本気!

「不快感を覚え、侮辱されていると感じる人の声には真剣に耳を傾けねばならない」
「しかし人々の特徴をパロディ化するのはマンガのユーモアの重要な手法の一つ」
「(アフリカや東南アジアに限らず)多くの国の人間、さらには動植物や想像の世界までキャラクター化するのが手塚作品」
「さらには作者の自画像でさえ、鼻が実際より数倍大きく描かれている」
ここで、ベレー帽と黒縁メガネを着け、鼻にテンテンが描かれたあの「自画像」が即座に思い出せた人、あなたも手塚作品のファンですね こんなことまで必死に主張しなきゃいけないのかと、思わず笑ってしまったのですが

復刻版コミックによっては、吹き出しのセリフを全とっかえみたいな作品もあるので、こういう「言い訳」を載せつつそのまま手を入れずに作品を世に出すのは、作品に対する誠実さと思ってました。そもそも作品によっては、差別撤廃を訴えるために、いかに差別されていたかを描かなきゃいけない場合もありますしね。
なので、巻末ページに書いてあることはすべてごもっともなのですが、しかし
「私たちは日本の文化遺産と評価される作品を守っていく責務がある」
とまで言うか。なんかもう、すごいことになってますね
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テーマ : 漫画の感想 - ジャンル : アニメ・コミック

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