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親の会に行ってみた

スクールカウンセラーさんとの初面談があった週末、月に一度の「不登校の親の会」がありました。

不登校の子を持つ様々な親御さんのブログを拝見していたら、そうした親御さん方が集まって色々打ち明け話できる「親の会」というのが、地域ごとにあるらしいというのがわかり。
このころは(今でもですが)「不登校」というのが私にとってまったく未知の事態だったので、とにかく色んなケースを見聞きしたい!そうして我が家との相違点や今後の進み方、具体的な対策などなどを知って、色んな疑問や不安を少しでも解消したい!という欲求が強くあり。
ともに「不登校」という体験を持つ親御さんたちが集まる場なら、まさにうってつけ!お茶でもしながら色んな経験談を聞いて、先輩ママさんがたに直接アドバイスをうけたり、同じ状況のママさんたちと「あるある~~」と共感しあえたりe.t.c...ああ~心惹かれる!!そんな場がうちの市にもないかしら!?
と、ネットで検索してみたら唯一出てきたのが今回の「親の会」。市内のフリースクール主催で、日付を見るとちょうど2週間後に月1の会があるらしく。
「この機会を逃したらいかん!」と1月末頃、急ぎお電話してみました

「あの~子供が今月から学校に行かなくなって、それで不登校の親の会というのに参加したいと・・・」と、最初は日付を確認して、参加申し込みをするだけのつもりだったのですが、相手の方がひとつひとつ丁寧に現状など聞いてくださって。
「あ、なんだかすごく親身だわ」とすごく安心し、安心ついでに時にボロボロ涙を流しながらひととおり話すことができて(このころは1日中泣きまくりため息つきまくりの時期でした)、思いがけず30分近くの「電話相談」タイムにm()m

「どうぞいらしてください」とのお言葉をいただき、週末朝10時、待ちかねて出かけた親の会。
んが、着いてびっくり!親がいな~い
フリースクール自体に子供が少ないのか、この日の「親の会」に参加した親御さんは私1人で
ちょっぴし不安になりながら部屋で待ってると、入ってきたのが理事長さん。
そしてこの方が、1対1で色々相談に乗ってくださったのでした
ママさんがたとお茶やお菓子を食べながら(←それが目当てか~!?)和気藹々と座談会・・・みたいな想像を勝手にしていた私 予想外の展開にちょっとびっくりでしたが、この時の相談は色々印象に残りました。

まずはこれまでの状況、そして現状をざっと話し。
メモを取りながら聞き終わった理事長さん、開口一番におっしゃったことは「僕はKK君のこと、よくわかる気がしますよ」
「それは「典型」ってことでしょうか?」と、「典型例なら対処法もスタンダードで、簡単なのかもしれない」という希望を持って飛びつくと理事長さんは「不登校は全部違います」。
あ、個別に見ようとしてくれてる、それだけ関わった不登校例が多いんだな、と、ここら辺に「プロ」としての信頼感がわく私。
続いて理事長さんは
「KK君はマジメなんですね~」
おお学校でも病院でもスクールカウンセラーさんにも言われたことがここでも!そうか~今までは、提出物は出さないわ勉強はしないわで、KKのことを(担任の先生と同じく)どっか「サボリがち」と思ってた私、全然間違った見方をしてたんだな~~~。そうだよあれだけおなか痛いのに今まで頑張って学校に行ってたんだもん
小5で転校したこと、転校前も後も友達はいっぱいいて、交友関係は私から見ると良好だった等を話した時に
「疲れちゃったのかな」
と言われたのも印象に残りました。私は単純に、転校してもすんなり馴染めてよかったよかった♪まあKKは友達づきあい上手だもんね♪としか思ってなかったんだけど、もしかしたら、今まですごーく気を張ってたのかな、と初めて。。。

そんなこんなで出たアドバイスが「今は休ませちゃっていいんじゃないでしょうか」
私的にはこれが一番印象に残りました!
というのも、今まで、学校や保健の先生、病院でのカウンセリングやスクールカウンセラーさんなど、色々な方に相談してきたわけですが、「休んでいい」なんて言葉は聞いたことがなく。「週1でも1分でもいいから、とにかく学校に」というのが、どこでも基本路線で。
と同時に「だけど無理強いはしないで」というのがセットで、そこら辺でいったいどうすればいいのか、学校との約束を守ろうとしたら無理強いになっちゃうし・・・と悩んでいた私としては
「確かに、行かせようとしても行かないので、休ませていいと言われるとすごく気楽になるんですが。ただ私は学校の保健の先生とか、すごく信頼していて、その方とか皆が揃って「学校に1分でも来て」というアドバイスなのは、そうしないと不登校が長引くとか、何か理由があるのではと」
と、疑問をぶつけてみたところ、理事長さんはしごくあっさり
「そりゃ~学校としては「学校休んでいいよ」とは言えませんよ 仮に先生がそう思ってたとしても、父兄に先生がそう言ったと学校に知れたら大ごとになっちゃう」
あっなーんだ!そうゆうこと!?
だからと言って保健の先生方への信頼感は変わりませんが、理事長さんのお答えも「そりゃそうだ」と腑に落ちて。そうか~今まで私が聞いてきたアドバイスは、「専門家として唯一絶対の処方箋」とかではなく、あくまでも「学校」としてのものだったんだな。そして今初めて「親」の意見を聞いてるんだな~。そういやこれ「親の会」だったもんね(人いないけど)と、ちょっぴり目からウロコ気分。
余談ですが理事長さんのお子さんも現在不登校だそうで、なるほどその意味でもこれはまさしく「親の会」だ~。「学校側」と「親側」の意見、どっちがより正しいとかそういうわけじゃなく、ただ「違う」ってことがあるんだな~と思ったひとときでした。(もちろん、理事長さんの意見と学校の意見がすべて対立するってわけでは、当たり前ですがありません。「昼夜逆転はしない方がいいと思ってる」とか、同じ意見もありました)

「今もう、どう接したらいいのか、KKが言ったこと1つに対してどう言えばいいのかとか、まったくわからないんですよね~
「アハハそうそう。腫れ物に触るような感じになっちゃってね」「そうなんです~~
なんていう話をしつつ、まとめとしては「あまり今の状況を「不登校!」とか大ごとに考えない方がいいのでは」ということでした。
「まだ中1ですからね。僕らからしたら中1は「まだまだ」「全然大丈夫」ですよ。あまり考えすぎて、KK君を追い詰めないで」
「いずれ学校に復帰するためにも、今はあえて学校から遠ざかって、学校関係のことを遮断する、というわけです」
しかし・・・私にはず~~っと1つの不安が。それは「そうして「まだまだ」と思ってるうちに10年20年とたって、ひきこもりになってしまうのではないか」という。それさえなければ本当に、「まだまだ大丈夫」「そんなに大ごとじゃない」と心から思えるんだけど。。。
と、「そうですよね♪」と明るく言えない私に、理事長さんはここのフリースクール卒業生の手記なども見せてくださいました。
何年か前小冊子にまとめたものだそうで、「色んなケースを知りたい」と思っていた私には、まさに色んなケースの、しかも当事者がその思いを教えてくれる、貴重な本!
これを拝見しながら、「この子はこないだ結婚式に呼ばれました」「この子は今県外の大学に行ってます」「この子は今2児の母ですね」と、一人ひとりを懐かしそうに話す理事長さん。ここで思い切って、学校でも病院でも話の流れ的に出せなかった、けれど常に頭にある一番の疑問を聞いてみました。
「この子達も、ブログや本とかで見る不登校の子たちも、ほとんどはみんないずれ社会に出ていけてますよね。でも一方、そのまま10年20年とひきこもる子も、ほんの少数なのかもしれないけど確実にいる。なぜなんでしょう?何が違ってそうなっちゃうんでしょう?」
理事長さんの答えは
「信頼関係の有無」
でした。
「昔は、ま昭和の頃ですね。その頃は不登校の子を無理やりひきずって学校に行かせるようなやり方もあったんですよね」
「ああそういえば私の学生時代とか、そういう風潮でしたね~」
「そうでしょう。そういうことを繰り返された子は、やっぱり人を信じられなくなっちゃう。
 例えば私が関わった中には、部屋でエアガン持って立てこもってるケースがありましたよ」
「エアガン!!」
「それももう何年もね。引きこもってると言っても、夜になって家の人が寝静まれば、部屋から出たり、自分でコンビニに行って立ち読みなんかもできるんですよ。でも昼間は絶対に出てこないし、誰も部屋に入れない。部屋のドアを開けると、バリケードが作ってあってね。床には画鋲がまいてあるんですよ。で本人はエアガン持ってその奥にいる」
「・・・・・」
「それほど親や人を信用できなくなっちゃう。そこまで信頼関係が失われると、そこからもう1度出てくるのは、やっぱり時間がかかる」

・・・・・・

そんなこんなで、予想とはまったく違った「親の会」だったのですが、理事長さんが非常にオープンかつ熱血で、お子さんの不登校から手がけた事例から、色々お話を聞かせてくださって、もちろんこちらの話も長々聞いてくださって、学校や病院とはまた違った視点から、大変印象に残った面談だったのでした。
ちなみに終わってから時計見たら、なんとお昼 うわ~~~2時間も面談してくださってたのか!!ほんとに、ありがとうございましたm()m
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テーマ : 不登校 - ジャンル : 学校・教育

コメント

くろきちクンと同じことを言ってる!

おばんかた~♫
よかったね~~
私このまえのくろきちクンのコメントみてなるほど・・・と唸ってしまったよ。
そうか~。

で、この理事長もKKクンの気持ちがわかるって言っているよね。クロキチくんがいいたいことと同じのようにおもったけど、どう??
この相談、転機になったんでない?

エアガンね・・・。
私のブログネームにも入ってるよ、エアガン。

Re: くろきちクンと同じことを言ってる!

どもども~♪

私も、くろきちさんのコメント読んで、この不登校の親の会のことを思い出したんよ!ちょうどその記事を書いてたとこってのもあったかもだけど(^^;)
学校の言うとおりにしなきゃいけないことはない、子供の訴えを重視した方がいいっていうあたり、ほんとに同じことをおっしゃってるよね。
この親の会での相談自体が転機になったってことはないんだけど(というかその時は「霧が晴れた!」って思っても、何かあるとまた霧が立ち込めた感じになる、の繰り返しでさ~(T_T) なかなかこう「変わった!」ってなりきれないんだよね;;)、このころからパニックがおさまりつつあったのは確かだわ。

エアガンなんて物騒な名前が入ってたの!?やわこくまあるいなのに(>▽<)
それはともあれ、エアガンの話はショックだったなあ~。特に「床には画鋲がまいてある」っていうのがなんか、そこまでしないといられないんか(><)って、すごいリアルな心象風景に思えて。悲しいよ。

だいたい同じです!

再びおじゃまします。
理事長さん、よく分かってらっしゃいますね。
あくまでも「学校へ行きたくない」の決断は、当人にとっても緊急回避的な判断だと思うんですよ。
勿論、個々の事情は違っていて当然ですけれど
「本当は行った方が良い」というのは、本人が一番よく分かっているはずです。
自分の場合は、高校生活も後半に入ってからでしたから、出席日数と成績を照らし合わせて、ちゃんと卒業できることを確認したうえで、親に話を通しました。
まあ確信犯ですね。
それにしても、あの時自分の意志を尊重して貰えたことは大きかったです。
親側も、これをきっかけに子離れしてくれたようにも思えます。

それでも、勉強の遅れは気になるかと思いますけれど、ここで忘れてはいけないのが、勉強=学校ではありませんってことです。
学校へ行くことと、将来の為に勉強することは、本来全く別の問題で、後者のほうが断然重要ですよね。

人と違う決断をした以上は、それなりの責任が伴うって事は、KK君も重々承知しているはずです。
ですから、勉強の事だけはミッチリと監督してあげていいと思いますよ。
この責任分担を、きっちり任せてあげられるのが、信頼というものではないでしょうか?
一人前として扱って貰えれば、きっと応えてくれると思います。

まだまだ心配なこと、沢山おありでしょうけれど
ここを乗り越えればKK君は、何も考えずに学校へ通った子よりも、きちんと自分に責任を持てる、しっかりした人間になる事ができると思います。
何も言えないまま、ただガマンだけが上手な大人には、決してならないはずですよ。


Re: だいたい同じです!

くろきちさん、再び丁寧なコメント、ありがとうございますm()m

>出席日数と成績を照らし合わせて、ちゃんと卒業できることを確認したうえで
すごいですね!!!そういう不登校なら、親もある意味安心と言うか(とはいえ、いきなり「だから休みたい」と言われた親御さんの驚愕ももちろんわかる気はしますが(^^;))


KKの場合、今はまさに「緊急避難」で、後先考えずに、学校からも勉強からもすべてから逃げた結果こうしているように見えてしまいます。
なので勉強も、一応1時間だけはやっていますが、ほんとにそれ以上やりません;;それも、何のためにやってるのかわからないけど仕方ないからやる、みたいな感じで(変なたとえですが「ウオーター」で目覚める以前のヘレンケラーみたいだといつも思います(^^;))
かといってここで「勉強だけはもっとやっておこう」的に説得したところで、それは「意思を尊重してくれない」というふうにKKに受け止められてしまうんじゃないか、と思ってしまって。。。
KKに自分が将来行きたい方向が、漠然でも見えていて、それにあわせた勉強がしたいというふうになってくれるといいのですが、中1の段階で家に篭っていては、それを見つけるのも難しいかも・・・と、親が堂々巡りになっています;;

加えてこないだは、春休み中に学校行く行かないで下の子ともめて・・・
KKのことはなんとか受け止められそうだ、と若干前向きに思えてきた矢先、下の子も不登校になるかもという恐怖が襲ってきて、今私の気持ちが逆戻りしちゃってます(T_T)

けれど
>一人前として扱って貰えれば、きっと応えてくれる
これはすごくよくわかる気がします!
今なるべく「親が先回りしてあれこれ言わない」を心がけるようにしているのですが(なかなか難しいもんですね;;下の子のこととかもろ先回りの心配だし)、そうすると、言わなくてもちゃんとすることも多いなあとやっと気づいて。
こうしてお互い信頼しあって、関係が変わっていけるとうれしいのですが。

>何も言えないまま、ただガマンだけが上手な大人
ああこれ私かも(-_-;)
親とは違う価値観、違う人間になるために、今KKはこうなってるのかもしれないですね。
まだまだ先は長いですが、なるべくネガティブにならずに頑張っていきたいです。
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