スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

不登校の始まりその1

中1冬休み明けから「学校行きたくない!!」と泣いて拒否が始まったKKの不登校ですが。

思い起こせば小6夏休み明けから、急におなか痛くなる日が多くなりました。
もともとKKは小学校低学年の頃からおなかの調子が悪く、それまでにも病院に通って整腸剤とかもらったりしてたのですが、学校生活に支障をきたすことはありませんでした。
それが小6の2学期からは、学校に行っても毎日のようにトイレに行くようになって。
最初は「夏休み中は遅寝遅起きだったから生活リズムが乱れたんだな リズムが戻れば元通りになるだろう」と、親も先生も本人も思ってて、また友達関係など学校生活に特に心配事がある様子もなかったのですが、しかし2学期から3学期にかけてトイレに行く時間はどんどん増えていき
担任の先生が心配して小児科やソーシャルワーカーさんなどを紹介してくださり、医療的(=内臓疾患的)な問題も見つかったのでその治療をしつつ、学校の先生もその旨中学へ申し送りしてくださって、やがて中学入学。

中1@1学期もやっぱり状態は似たような感じで、しかも小学校まではそんな状態でも休むことはなかったKKでしたが、この頃には「家を出る前にトイレに行ってそのまま休み」ということも増えてきて。
「症状が出るのは朝、せいぜい昼まで。午後や土日はケロリとしている」というパターンもだんだんできてきて。
小6から通院していた小児科先生に「レントゲンを見ても症状は改善している。それでも続くということは、しかもこのパターンということは、これはもう精神的な問題」と言われたのは中1夏休み前。
けど、この時の私には、KKが何をそれほど悩んでいるのか、さっぱりわかりませんでした。
友達も多いし、部活も大好きみたいだし。正直「学校なんてつまんない。人間なんて誰も信用できない」と思いながら、暗~い小中高をほとんど無遅刻無欠席で過ごしそれが当たり前だと思っていた私より、KKははるかに楽しい学校生活を過ごしているようにしか見えてなかったので。

2学期に入ってももちろん症状は変わらず、小児科の先生が提携の心理カウンセラー先生を紹介してくださり。
しかしこのころ、KKの症状が突然軽快してしまったので、結局その時のカウンセリングは1~2回で終了。
「原因を突き止めようとすると、また悪化してしまうかもしれないので、今は様子見にしましょう。また症状が出てきたら再度」ということで。(そして今またお世話になってます
KKの「おなか痛くなる症状」は波があって、それまでも、毎日毎日痛くなるというわけではありませんでした。「今日は平気」「今週はなんかすごく調子がいい」なんてこともよくあって。
なので、「おなか痛くなるのはそのうち克服できる。というかそれは毎日学校行くことで克服すべき」とこのころは思ってました。たぶん小6の頃の内臓疾患的なものがクセ・記憶として残ってるだけで、精神的な痛み=つまりは「気のせい」だろうと。
このころはだいたい、週1~2日お休み(=朝トイレに行ったまま昼まで出てこない)だったかな?
最初は朝だけトイレだったのが、「治ったんなら学校行こうよ」と言い続けていたためか、そのうち家でも昼までトイレにこもるようになってきて。

はっきり言って「学校に行くのが嫌でトイレに逃げてる」という受け取り方しか、その時の私にはできませんでした
2学期の個人面談の時、担任の先生も「嫌いな授業を選んで保健室に行ってる」「逃げてる」とおっしゃって、ああやっぱり、と。
「嫌いな授業には出たくないけど部活には出たいから、その時間まで逃げてる感じです。逃げるのは克服しないと」的なことを言われ、欠席が増えてきた今日この頃は正直「部活に行くために学校行ってる」でも十分じゃないかと思ってた私だったのですがそれで授業に出ないのはやっぱしイカンよなあと。おなかが痛いなんて精神的なもの=つまりは「気のせい」なんだから、と。
同時に「授業から逃げるあまり、同じグループでの役割を果たさず、結果的に回りに迷惑をかけている。今は友達も多くて楽しく過ごしているけど、迷惑かけられてるグループメンバーなど今後はどうだか」という話もあり、これは確かにダメだ逃げちゃダメだ!と。
そのころKKが言ってました。時には泣きながら「ママはなんにもわかってない!」「どうしてKKの言うことを信じてくれないの」「本当にすごくおなかが痛いのに」と。
いや、ママは本当におなかが痛いんだろうとは思ってました。内臓的な疾患がないのに、本当におなかが痛くなるのが、つまり精神的な疾患ってわけで。それは「仮病」ではない。
ただ、「本当にすごくおなかが痛い」という、そのおなかの痛さ、その辛さは、KKの言うとおり、わかってあげられてませんでした。
そんなのは我慢すべきことだ、我慢して何も感じないような「強い」人間にならなきゃいけないんだ、としか思ってなくて。。。

そんなこんなで2学期が終わり、そして3学期。
始業式は「おなかがいたい」といつものパターンで欠席。
いつもの小児科を受診して、「いっそ「朝はトイレ禁止」とかにした方がいいんでしょうか」と聞いた私に先生いわく
「行くなと言って行かずに済むなら、なんの問題もないですよね」
「登校時間にトイレに行きたくなる(=おなかが痛くなる)のは、何かしら原因があるはず。その原因がなくなればトイレにも行かなくなるわけで、行くなと言って行かなくなるもんじゃないですよね」。
あっそうか!!
この時なんだか、ほんのちょっとでしたが、今までの私の「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ@碇シンジ」一辺倒な考え方は、ちょっと違うんじゃないかと、初めて思え。
かねがね、例えば各種の市民運動やら政治運動やら、あるいはAという心の状態がBという場の状態に表れるところ、場の状態がBなら心の状態がAであるという認識に摩り替わって、とにかくBを目指せBであるなら自動的にAはOKみたいな、目に見える形だけで判断するような考え方やらを見て、「この世はどうも往々にして、手段と目的が反転しちゃう傾向があるよなあ」とか思ってたはずの自分が、いざ自分の問題となると「トイレにさえ行かなければ問題解決」みたいに反転して思ってたんじゃないか?とか、ふっとパズルがはまるように。
百歩譲って「行くなといって行かなくなった大成功」になったとしても、たぶんそこから排除された問題は別な形で出てくるはず。そういう例もこの世のそこここに見ている気がするし、とか。
「学校の先生にも今のKK君の状態をご理解いただけるように話してみては。なんならここに先生に来てもらっても」
と小児科の先生にアドバイスされ帰宅した次の朝。
2学期頃から毎朝のように車で学校へ送ってたのですが、この日学校に着いた時。
KK初めて「学校行きたくない」と泣いて、車から降りるのを拒否しました
(続く)
スポンサーサイト

テーマ : 不登校 - ジャンル : 学校・教育

コメント

No title

読ませていただきました。
これまでにも長い間、戦いがあったのですね><

私もKKさんと同じような思いがあり、そうそうと頷く部分が多々でした。
私はごく普通の一般的な考え方で、それが当たり前で正しいと思ってきました。子供がした事に対しても、どうせこうだろうと決め付けていたところもありましたし、自分のことを分かってもらえないと子供も思ったりして悪循環でした。でも専門家の真逆の意見を聞いたりすると目から鱗で「そうか!そういう考え方があったのか!」とそれまでの子供の行動に納得がいき、のどのつかえががスーッとなくなり気持ちが楽にっなたこともあります。ただ、学校の先生やまわりの大人は、やはり自分と同様、ごく普通の一般的な考え方の方が殆どなので、中々理解はしてもらえません。私が専門家の意見を話しても全く通じない時もありました。
専門家の考え方がいつでも正しいという訳ではありませんし、何が正しいかははっきり言ってわかりません。
紆余曲折しながら、子供が幸せになる一番いい方法を見つけていくしかないですよね。
いつか子供と「こんなこともあったよね~」と笑える日はきっと来るはず!!!
頑張りましょうねp(^^)q

4つのこと

ずっとだったのね。。。
八重ちゃんの記事からは何も感じなかったよぅ・・・

・原因を突き止めようとすると悪化する
・行くなと言って済むなら何の問題もない
・この世の中は往々にして手段と目的が反転
・行くなと言って行かなくなってもそこから排除された問題は別な形で出てくるはず

この4つ、なるほどね・・・・。
すごく深い話。どれも子育ての神髄だね。教えてくれてありがとう。私、全然できてないや・・・。読ませてもらってすごい反省した。

また次を待つね。

No title

こんばんは。
何やら俺みたいなぺらっぺらな人間がコメントできる話題ではないですがコメントしちゃいます(どないやねん)
俺みたいに勉強嫌いで休み時間と体育だけが楽しみで行ってたような奴でも学校行きたくないって時期がありました(忘れもしない小5なりたて)。昔は登校拒否って言葉で休む方が完全な悪者でした。
怒られるの覚悟でその気持ちを親父に伝えたらホイホイと「じゃあ転校するか」なんてニコッとあっさり返されたもんですからその気もす~と失せたと言うか親がそういう気持ちでいてくれたから”最終手段が俺にはある”って気持ちになって吹っ切れた思い出があります。
何があっても親は味方っていうスタンスが崩れなかったのが幸いしたのでしょう。
俺と俺の親父の思慮の浅~い話をしてすいません。良い方向に向かうといいですね。

Re: No title

sizrさんこんにちは♪ お返事遅くなってしまってすみませんm()m
ああsizrさんから今回戴いたコメントも、まさにうんうんと頷くことばかり!
今まで自分で疑いもせず当たり前だと思ってたことが、まったく当たり前じゃなくて、どちらが正しいってわけでもなくて。
自分としては「どっから見ても正しいなんてことは世の中にない!」という信念を持ってたはずなのに、自分のことになってやっと、無意識かつ強固に「これが正しい」って思い込んでたことがあったんだなあと初めてわかったような気がしてます。そして、長年そう思ってたのを自分の中でひっくり返すのは、なかなか大変だなあとも。。。
だけどやっぱり、最後に残るのはsizrさんのおっしゃるとおり「子供が幸せになる一番いい方法を見つけること」ですよね。
外野の声や自分を信じきれないこと等々で、日々ブレまくってる私ですが、これを肝に銘じていきたい!
同じように頑張っていらっしゃるsizrさんの存在に、とても励まされてます♪ ほんとにありがとうございます!

Re: 4つのこと

Kさんこんにちは♪ お返事遅くなってしまってすみませんm()m
うん、八重ちゃんのころはまだそれほど深刻に考えてなかったのよね(^^;) 学校へ行く日の方がまだ多かったからさ~;;

私も頭でわかっただけで全然できてないよ~(T_T) 今はもうほんと手探りっていうか。結果が出てないから「これでいい」って信念持って向き合えないのよね;;
そういや不登校本の何かに書いてあったんだ。「子育ては、うまく行ってる時は「あれがよかった」と思えるし、うまく行ってない時は同じことを「あれが悪かった」と思うもんだ」みたいなこと。
これもある意味真理だなあって思うよ。言い訳かもしれないけど(^^;)
(実は子供が不登校になって、あわてて「子育てハッピーアドバイス」とか今さら読んでるんだけどさ(^^;)私の子育ては間違いだらけでした;;)

Re: No title

sheyさんこんにちは♪ お返事遅くなってしまってすみませんm()m
お父様、素敵ですね~!器が大きいから子供をきちんと受け止められて、安心させてあげられる。。。
私、子供がある程度大きくなってきてから「もっと厳しくしなきゃダメだ」「世間はもっと厳しいんだから」って、突然「親として」みたいな変な義務感が出てきちゃって
いわば家も社会と同じにしなきゃみたいに思っちゃってたんですよね。社会が厳しいからこそ、家は羽を休められる場所でないといけないのに。
と今ようやく思い至って、なのでその意味でもsheyさんお父様の素晴らしさがよくわかる気がします。
そしてsheyさんも、お父様からそのスタンスをきっちり受け継いで、お嬢様方にとって素敵なお父様になっていらっしゃるんだなっていうのがよくわかります!
「何があっても親は味方」・・・ある意味、これを伝えるために家族になるのかもしれませんね。
これだけはきっちり忘れないように、頑張っていきたいです(^^)/
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。