八重の桜・第18話

八重の桜・第18話の感想です。
今回はなんといっても、「尚&八重と行く、秋の猪苗代・白河ふたり旅」
いやるるぶじゃなく、尚さんにとっては純然たる視察旅行なのですが。
しかし少なくとも八重ちゃんと私にとっては「るるぶ特別版・GWは会津に行こう♪協賛NHK」です 背炙峠、猪苗代湖、崎川浜、阿賀川とかなじみの地名がぞくぞく出てきて、さらに安達太良山、阿武隈川、安達が原、そして白河小峰城など、行ったことないけど聞いたことある福島名物スポットがワンサカ♪ありがとうNHK
けどできればもうちょっと、各地のおいしいもの食べたり、お城を隅々まで映すとか、もっと旅番組みたいだとうれしかったな~ 期待してた分あっさり終わっちゃったのが残念でした。いえまあ、1億2千万人が「やっぱり」と突っ込んだと言われる(←言われてない)八重ちゃんに追いつけなくてヘバる尚さんシーンとか、実物をマジマジと映してくれた白河小峰城や白河だるまなんかは、ほんとにありがとうでしたが。

そしてついに出てきた二本松少年隊!私はあんましドラマのいかにもなシーンでは泣けないタチなんですが、今回はヤバイ!「安達が原の鬼ババじゃないよ」「アハハハ」のシーンだけでなぜか目頭が
だって遊びに来るKKの友達とか、年恰好から空気から、ほんとこんな感じなんですもん。みんなでゲームしてはぎゃはぎゃは騒いで、笑って、素直で。こんな子たちがみんな戦死していったのかとかうっかり思っちゃったら、反射的に目が
ある意味、白虎隊より悲劇的だったのに白虎隊より有名じゃない二本松少年隊。私自身、二本松少年隊は福島に来るまで知らなかったので、今回八重の桜で見れるのが楽しみというと語弊がありそうですが楽しみです 願わくば「もって瞑すべし」という描き方でありますように。

そういえば「安達が原の鬼婆」は、この間もちょろっと触れた「島津斉彬を霊視してみた」のトンデモ本(「闇の検証」)にも出てきてました。松平容保公や白虎隊を霊視する前に立ち寄ったのよね
霊能者さんによる霊視結果では、この安達が原伝説は「姥捨てが元になっているのでは」とのこと。「ここら辺の人たちは気持ちが優しい」という言葉が印象的でした。

新婚生活にぴったりの白河だるまは、結局八重さんが少年隊士の1人にあげちゃったけど(「ああ~お前ズル~」みたいな子供たちの歓声が聞こえてきたのがまたリアルな感じで、ヤバイヤバイ)、尚さんがニコニコして眺めてたのがほっとしました。うまくいってるんだな~と♪
生活習慣や趣味の相違なんてのは、ともに生活する上では重要そうに見えて意外と大したことないんだけど、こういうとこで出る価値観の相違は、些細なことながらも根本的なことだったりするんですよね。しかし尚さんに「いいんですよ」とか「よいことをしましたね」とかじゃなく「また買いに来ましょう」と、後の悲劇をチラつかせるセリフを言わせるあたり、「八重の桜」って

にしても八重と尚さんは、ほんとにいい夫婦ですね~。お互いのことをよくわかってるから、相手を思う気持ちがすんなり相手に伝わって、感謝できる。背炙山案が、お久しぶりの萱野シンゴにダメ出しされた時に、2人で銃の手入れをするシーンとか、よかったです~。何も言わなくてもいい的な安定感。尚さんが「居候させてください」と言った時も、お互いの気持ちはよくわかってるという感じで。
ついでにこの時「ほんじゃ・・・仕方ねえ」と破顔しそうになるのをこらえて言うおとっつぁまも、安定のかわいらしさでしたね ほんとこの人見ると私の父ことじーちゃんを思い出してしまいます。昔の男の人って全般的に、こういうふうにテレ屋さんというか、自分の感情をあんまし正直に出さない癖があったんでしょうかね~

さて一方、京都パートは。
あのナチュラルボーン生徒会長だった大蔵が生まれ変わった!いやどうもこの大蔵さんは、玉山さんの顔のせいか雰囲気のせいか、会津高校の生徒会長だった頃から、じゃなくて会津在住の優等生だった頃から、ちょっとした表情や佇まいがどうにもヤンキーぽく思える一瞬があってその役柄と微妙に違和感あったのですが、ここにきて解禁!義兄・梶原平馬みたいにギラついた男になっちゃいましたね(ロシアで何があったやら)。いやでもこの人はこれでいいと思います。全然違和感ないし

そして衝撃!「ええじゃないか」がこんなに派手なもんだったとは!
どう見ても新潟下駄総踊りです。って数年前に新潟で始まった威勢のいい踊りなんですが(江戸時代の踊りをモチーフにしているらしい)、カッコいいし、かぶいてるしで、お祭りにこの人たちがいると個人的に「いいもん見たな」という気分になれます そうかあ「ええじゃないか」もこんな感じだったのか!教科書に出てきた時は「なんでこんなのが流行ったんだろ」と思ったけど、これなら流行るわ、カッコいいもん
なんて言ってる場合じゃない 踊りの中に西郷を見つけてキレるも、会津の者とわかってあわや暗殺されそうになるあんつぁま!そうか~いまだに会津ってだけで目の仇か~;;「会津は敵を作りすぎた」という前回の容保公の言葉が重いです でもそれ会津が悪いわけじゃないのに~

ここを救ってくれたのがお久しぶりの松方親方。
「あんなヘンな踊りを流行らせてるのもたぶん薩長」と、敵憎さのあまり陰謀論に傾く広沢にも、「今は庶民マジで苦しいから」と冷静なコメントを。まあそんな庶民感情をさらに煽ろうとしてるでしょう薩長、とは思いますが ともあれこういうリアルな庶民感情を伝えてくれる人は大事よね。
私の知る限りでは大正~昭和初期もなんだかそんな感じだったと。今ある「個人の自由」とか「権利」みたいな意識は、このころ既に芽生えていた一方、貧富の差は大きく恐慌も起こり、「大学は出たけれど」という言葉が流行語になったり、東北では飢饉が頻発したりで、なんというか、都市部の一面では豊かではあるんだけど、行き詰まり感もあって、その豊かさを横目で見るしかない層には「チクショー戦争でも起きねえかなあ。そうすりゃ全部ひっくり返るのに」みたいな時代の気分があったと。まあ「どっか外国でやってる勝ち戦」しか経験ないですしね当時は。現代の気分もそこまで行かないにしろ、ちょっと似てきてるのかな~と、ここ20年くらいず~っと思ってたんですがどうでしょう?もっとも東日本大震災で、そんな気分はかなり横っ面ひっぱたかれたようにも思えますが。
ともあれこういう感情は怖いです。戦争でも起こしてひっくり返してくれる指導者待望論にもつながりますしね。そんでそういう輩にこういう感情は、利用され増幅されがち。今の状態をひっくり返したい薩長にとっては、こういう庶民感情は追い風ではあるでしょうね。

「今のままでいいとは思ってないのは同じだけど、薩摩や長州とは目指す先が違いすぎる」
そうなのよね~。思いは同じでも、それを形にするための手段が違いすぎると敵になっちゃう。ある意味これは頼母と容保公の対立と同じで。
しかしそれに対して松方いわく「じゃあまた戦して相手をねじ込めるのか?」
そっそれは薩摩や長州に言ってやって!戦争したがってるのは、戦争用のお金がたんまりあって倒幕したがってる向こうでしょうよ~。

倒幕側には今回、未来の捨松ダンナ・大山巌まで出てきましたね~。鶴ヶ城攻めのシーンでも、黒熊か何かになって足を撃たれるシーンが出てきましたが、八重のスペンサー銃も前回出てきたし、ここでも「いよいよ近づいてる」という感じです。

しかし今回は何よりも、こいつでしょう。
い~わ~く~ら~~お~の~れ~~~
これほど500円札が憎く思えたことはありませんでした ついに登場した「錦の御旗」なんか、「これか」と思わず睨み付けちゃったりして
やっぱし、仕立てたんだな朝敵に。仕立てられたんだな会津は。

しかし向こうも、1歩間違えればおおやけどという、先の見えないヒリヒリした状況の中で駒を進めてたんですね。
「ここからは、ちょっとの油断が命取りや。一歩間違ったらこっちが逆賊となって真っ逆さまやぞ」
という岩倉の言葉が、すごくリアルでした。後の世から見ると、大政奉還やら明治維新やら、もう既定のルートのように見えるけど、今ある歴史なんて実際は、その時その時にほんのたまたま分かれた道の1つに過ぎないんだよな~というのが、ふと実感されて。
しかしこういう「のるかそるか」みたいなことを実際にやるのって、好きな人にはもう脳内物質ドバドバでたまらんだろうな~。小堺さんの、人の良さそうなニヤニヤづらが、妙に黒幕っぽくハマってて背筋ゾワゾワでした。

しかしこれで終わらない!一方の慶喜は、ついに大政奉還の決意を!!
すごい!まるで倒幕ブラック会談を聞いていたかのようなこのあっさり決断!!やっぱりこの人すごいです~。ましてや、いかに将軍やる気なかったとはいえ、一応幕政改革を進めていて、それなりに手ごたえもあったところだろうに、これを決断できるのは素晴らしい!
私とかTVでブラック会談を聞いてたから「それこそ向こうが今一番困ること。素晴らしい一手」と思えるけど、さらにもともと土佐の山内さんみたく「公武合体でいいじゃない」と思ってたからいいけど、そうじゃなかったら容保公同様、絶対理解できません。幕府がなくなるなんて、感覚的にはたぶん国境がなくなるとか、それくらいの大激変でしょうから。
容保相手に慶喜が語ることは、一から十までまったくそのとおりで、信用できない人がこういう「そのとおり」なこと言うと二重に困っちゃうんですけど、でもそのとおりなのよね。ただしやっぱり「ここが勝負どころよ」「捨て身で行かねば道は開けぬ」には一抹の不安が だってこの人勝負ごととかあっさり捨てられる人だし、そもそもこの人が捨て身なんて、人に身は捨てさせてもこの人が身を捨てることはまずありえないから
しかし一抹の不安はあるにしろ、まさかの庭先でゲーゲー吐いてしまうあたり、この人も精一杯なんだなと見せ付けることができて救われましたね。カステラバカ食いしといてよかったです じゃなくて、岩倉はじめとする討幕派も、それを受けて立とうとする慶喜はじめとする佐幕派も、一手先すら見えない状況の中で、必死だったんですね(でもやっぱり個人的に、仕掛けてきた倒幕派の方にはシンパシー薄いですけど

次回はしかし「慶喜の誤算」こと王政復古で、せっかく慶喜が庭先に吐いたゲロも無駄に
いやそれは無駄にしていいです しかし「大政奉還」=「政権は返しても領地は返さない」=「名目よりも実を取る」という、かつて「家督はついでも将軍職は継がない」なぞという斜め上なことを思いついた慶喜ならではの卓抜したアイディアが、王政復古の大号令によりすべてご破算に。これで公武合体の望みはカンペキになくなりました 個人的にはせめて2~3年は、公武合体でやってもよかったんじゃ?とこの期に及んでも思ってしまうのですが。急激な変化は嫌いです。

といくら言っても仕方なく、ついに容保公も慶喜に従って大阪へと、歴史とともにどんどん話が進んでいく八重の桜なのでした。あそうそう、京都編のプチ重要人物・時栄さんも次回ついに登場です!
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コメント

No title

こんにちは。序盤ではあまりに新婚旅行っぽくて龍馬とおりょうの「こいが日本初のホネムーンじゃき!」と被ってしまい「あれ?どっちが先だ?」なんて考えこんでしまいました。また、ドラマみてよく泣く私なので当然の事ながら二本松のところでは大泣きした次第であります(これが大河は一人で観るものという一番の要因でもあります)
"ええじゃないか"は今まであそこまで接写したのが無かったのもありますが確かに薩長は関係ないでしょうね。むしろ夜のええじゃないかに紛れて隠密行動をとるのに好都合って印象しかないです。
それと昨今は慶喜の都合のいい考えを元に大政奉還したような描かれ方が多いですが、な~んかめんどくさいからポイって(どこぞの首相が以前したような)感覚が彼にはお似合いのような気がします。あくまでイメージですが・・・。ただあそこまでヒールなイメージを植え付けちゃったんで完膚なきまでやっつけないとならないでしょうけどね。
それにしても錦旗までも捏造されたものだなんて500円札破り捨てたい気分です。(手元にないけど)

Re: No title

こんにちは♪
へ~日本初の新婚旅行は龍馬だったんですか!いいもんを輸入してくれてありがとうです(^^)
二本松少年隊、やっぱりですか(ToT) あのムジャキなとこが切ないんですよね~
ああ隠密行動、確かに!桂なんか特にうまく紛れ込みそうですよね(^^;) しかしあのええじゃないかは、その場で実物を見てみたかったと思うくらい目を惹かれました~♪
絶対それはあったと思います>めんどくさいからポイ
いや将軍職を継いだ時に「強い幕府を作る」って頑張ってたのは本気だと信じますし、大政奉還もまだ勝負上の一手だったと思うけど、鳥羽伏見とかで「あ、こりゃもうダメだな」と思ったらあっさり捨てちゃったんじゃないかと。あんましこう、石にかじりついてもっていう感じはしない人ですよね、良くも悪くも。
(それを思うと、小泉父はほんと上手だなと。あれだけひっかきまわすだけまわしてからやめても、引き際のタイミングがあまりにもいいから、さほどギャーギャー言われなかったですもんね。その点小泉息子の慶喜や昨今の元総理とかは正直に逃げ出して、その責任を後世まで「逃げ出した」と言われることで取っているって感じも)
岩倉はほんとに黒かったですね~(>▽<)。しかしこれほどはっきり「会津はハメられたんだ」と描いてくれたのはうれしかったです♪あの錦旗が鳥羽伏見で上がるシーンが、今から背中ゾクゾクで待ち遠しいです(^^;)

No title

私も、地元の美味いもんとか、宿や町の様子を
もっと見せてるるぶでした(*´∀`*)
これからしんどくなるばかりなのだから
今回くらいはるるぶの思いで見ていました(*´∀`*)

尚さんの「ダルマ、また買いにこようね♥」もだけど
祝言の夜の「幾久しく・・・」も切なかったなぁ。
それ、オナゴのセリフやのに(/_;)
結婚生活3年でオシマイになるのに・・・(/_;)

私も、錦旗の御旗捏造場面はビックリ。
ここまで会津よりに書いてくれるとは、すごいですね。
ちなみに私は、慶喜が大嫌いなので
鳥羽伏見で殿を拉致って、大坂に逃げ帰る所を
とことん書いてほしいです。(*´∀`*)
今回もK&Uさんのまとめに笑いを頂きました!
ありがどなし!

Re: No title

こんにちは♪
やっぱしですか(>▽<) 猪苗代湖がやたら波立ってて合成ぽい色あいだったのは譲るとしても、白河や二本松の城下の様子とか、もっと見たかったです。宿から眺めた夜景とか、白河のおいしいものとか(白河ラーメンしか知らないし(*^^*))

ありましたね~「幾久しく・・・」
うらさんが言った時に「あ~・・・ね~(T_T)」と思ったのに、尚さんまで言ってて「確信犯かNHK」と(^^;)

「あるわけがない。つくるんや」
って言い切ってましたもんね(>▽<) 大久保が終始「そ、そんなことしちゃっていいんすか」という顔だったのも、いかに岩倉のたくらみが黒いか強調されてて溜飲が下がりました。この調子だと、鳥羽伏見もかなり期待できそう(!?)
しかし下手したら「慶喜とともに、兵を置きざりにして我先に逃げ帰って」と後世まで言われる立場になりそうなところ、決してそうなってないのは、やっぱり容保公は藩士たちに慕われていたんでしょうね~。「殿に限って、そんなことを自発的にする人じゃない」という信頼が、いかに強かったかという(翻せば、いかに日ごろから信頼がなかったかということでしょうか慶喜は(^^;))

ありがとうございます!いつも「これスベってないか?ひとりよがりか?」とか思いつつ書き殴ってるので(^^;)、そう言っていただけると本当にうれしいですm()m

失礼します

幕末の戦争はあくまで戦争であってそれ以上でもそれ以下でもありません。

戦争は討幕派が一方的にしたのでなく戦争責任は薩摩、長州、会津、幕府それぞれにあります。

こういったことはデリケートな面もあり、会津が好きで賛美するのはけっこうですが、政治的に敵対した相手を十分検証せずやたら否定、批判する発言は慎まれたほうが良いですよ。

歴史はとても奥深いものです。大河ドラマで見える部分は歴史のほんの一部でしかありません。

Re: 失礼します

こんにちは。
そうですね、どうしても会津側の方にシンパシーがある、というか、外野による「会津は自業自得、倒幕側は無罪」的な言い方に対する反発で、倒幕側をキツく言ってしまっているところはあるかもしれません。言い過ぎないようなるべく気をつけますね。
しかし「倒幕側も佐幕側も当時はそれぞれに必死だった」とは理解しているつもりです。

いえいえ、こちらこそ突然失礼しました。

私も実はかつて会津が好きで薩長と聴くと斜めに構えてしまった時期もあります。

でも最近は会津に対してちょっと距離を置いて観るようになりましたね。

これは会津好きの方には頭の隅に入れておいてほしいのですが、やはり会津の物語には悲劇、美談が付き物で、それはそれで良いのですが、悲劇を強調するあまり、薩摩や長州、慶喜など必要以上に悪役にしたてあげたり、中には事実や解釈を強引にねじ曲げて薩長批判をするケースも見られることですね。


無意味なアンチ薩長にだけならないように注意してください。

一つ例をあげれば岩倉具視による孝明天皇毒殺説、

これは会津系の作家や大衆向けの雑誌によく見られまして、なんとなく薩長明治政府の正当性を否定する看板材料となっている面もありますが、決して事実でなくあくまで一説に過ぎません。

専門の研究家や学者の間では孝明天皇は病死が主流で毒殺説は今や支持者も居ないのが現状、岩倉具視犯人説も明確な証拠があるわけでもなく、ぶっちゃけていえば

「こいつならやりかねない」

という一点を絞っていくもので、現在の警察であれば証拠不十分であつかってもくれないでしょう。

ひどい本になると孝明天皇毒殺を断定してるのもあり歴史上のルール違反と言えます。

孝明天皇毒殺説が今なお広がる背景には専門の歴史学者の論文や研究書あまり一般に広がらす本も高価なものが多いのが原因かもしれませんが、最近、一般大衆向けの雑誌「歴史人2013年4月号、幕末維新の暗殺史」で珍しく専門の歴史研究家が孝明天皇の死因を書いた記事があります。一度ぜひ読んでみてください。

Re: タイトルなし

そうですか。私は逆で、昔は会津藩のような「理念に殉じる」ことを美学とする考え方や、白虎隊のそれこそ「悲劇、美談」めいたものは拒否反応でした。美しい話だとは到底思えない、恐ろしいことだと思って。
(というか、今でもそうした「理念に殉じる悲劇」を美談として強制したりするのは恐ろしいことだと思っていますが)
ただ今では(3.11を経て)、それは恐ろしいことではあるけれど、しかし確かに美しい、いとおしいものでもある、という思いもぬぐえなくなっています。人間として決して否定できないなと。否定できないから時として美談の強制にまで行ってしまうことがあるのが恐ろしいわけですけどね。

そういうケースはあるようですね。そしてその反発からか、薩長などの正当性を強調するあまり会津を必要以上に悪役に仕立て上げたり、中には事実や解釈を強引にねじ曲げて会津批判をするケースも。
私はもともと「どちらかだけが正しく、どちらかだけが悪」はありえないと思っています。たとえ「好き嫌い」はあっても、それは「正邪」には結びつかないと。
そもそも私は「幕末維新の誰が好き」というような歴史好きでもなく、従って会津も好きでも嫌いでもありませんでした(むしろ上記で言ったように、シンパシーはまったくなかった)。私が今会津を好きというのは、「今住んでいる会津と言う町が、その歴史を含めて好き」=「今住んでいる町を作り上げてきた歴史に敬意を払う」といった意味での好きであり、「郷土愛」と似たものにも思います。
プラス上記でも言ったように、3.11以後、「自分の中にあった根本的な価値観がちょっとひっくりかえった思いがあり、そのため会津藩の「美談」などを自分の中で一概に否定できなくなった」ということもありますが、これはさておき。

そういう思いでいたところに、会津賛美・薩長批判をただひっくり返しただけの、薩長賛美・会津批判を見ると、どうしても感情的になってしまうんですよね。それは会津による行き過ぎた薩長批判が招いた結果なのかもしれませんが、私はそれを知らないので、思いも寄らぬ言いがかりにしか見えないという。
で、それを批判したいがために、私も会津賛美・薩長批判に引きずられるというのは、憎しみの相乗効果でしかないので、私もできれば避けたいです。なるべく感情的にならないよう気をつけるつもりではいますが。
(しかし「ああ憎しみってこういうふうに増幅されて解決不可能になっていくんだな」と実体験できたようなところはあります)

またもう1つ「悪役」ということについてですが、これは「視点」の問題で、ある程度は仕方ないところもあると思います。
円柱が、側面から見れば四角で、底から見れば円というのと同じことで、「会津から見れば(例えば)慶喜は悪役」というのは、会津から見れば事実ではあるだろうと。
「どの視点から見るか」とは「どの立場に沿うか」であって、これは考えてみれば個人の価値観・好き嫌いと直結する部分があるかもしれません。
ただ、「側面から見れば四角だから、円柱は四角」という定義が成りたたないのと同様に、「会津から見れば悪い奴」がイコール「慶喜は全方位的に悪い人間。神の視点から見て「悪い人間」という種類に属する」ではないということは肝に銘じています。
私はもともと、そういう「立場の違う人間の視点を、神の視点と勘違いして善悪判断つける」というのが体質的に受け付けないものがあるので。

司馬遼太郎さんが「会津藩につよい同情がある。しかし薩長がああいう形で倒幕したのも仕方なかった、薩長による明治維新を慶賀する気分もある」
といったことを書かれていますが、私もそれに近い気持ちです。もっとも私は「ああいう形で倒幕したのは仕方なかった」とは思えないという面もありますが、それは自分が戦術・戦略や歴史の流れに疎いゆえであり、司馬さんくらい歴史を知れば「仕方なかった」になるのかもしれないという予感もあります。
また、仕方なかったとは思えないという気持ちが変わらなかったとしても、そう思っている自分は明治維新で成し遂げたあれこれの多大な恩恵を今受けているのは確かであり、それを思うと「明治維新を否定できない」という思いも実感としてあります。もしかしたらこれは「今住んでいる国を作ってきた歴史に敬意を表する」という「郷土愛」というべきものであり、同時に会津に対する思いと同じ性質かもしれません。
そして、だからといって、会津藩への同情がなくなるということもありません。
底から見れば円だという事実を受け入れたとしても、側面から見れば四角だという事実を捨てる必要はないですし。
その上で、会津好きな者の1人として、会津の立場から見た、会津視点の大河ドラマを心ゆくまで楽しんでいます。

なんとなく「釈迦に説法」という気もする内容を長々と書き連ねて恐縮しきりですが、このように思っているということが(同意するしないはともかく)伝わったならば幸いです。

あ、孝明天皇毒殺説は、個人的にはトンデモの類と思っています。
ただ、毒殺説が根強く流布したというその事実が、「暗殺も陰謀も何でもあり」という当時の切羽詰った状態を反映しているようで、その点で興味深く思っています。
(「八重」で他の人の病床シーンは写しているのに、孝明天皇の病のシーンがなかったのは、そこら辺を共有している視聴者向けにあえてそうしてみた、というふうに受け取れました。うがちすぎかもしれませんが)
面白そうな本をご紹介いただきありがとうございますm()m 書店で見かけたら手に取ってみようと思います。

No title

おはよう~~

同感~~!!

円柱が、側面から見れば四角で、底から見れば円というのと同じことで、「会津から見れば(例えば)慶喜は悪役」というのは、会津から見れば事実ではあるだろうと。
「どの視点から見るか」とは「どの立場に沿うか」であって、これは考えてみれば個人の価値観・好き嫌いと直結する部分があるかもしれません。

みんな自分のフィルターを通してしか文字は書けないよね。
でも、その見える物の違いを穏やかに話し合えるのが、ブログのいいところ!

T.Nさんの御意見私も参考になりました。!!

しかし、かくまさんとうらさんはもうこれっきりなの?私はそれがショックで・・・(だいたい、後添えが・なんていうのも初めて知ったんだ!)八重といい、覚馬といい、、、なんでだろう?

尚之助さんファン多いけれど、やっぱり私はジョーだな。ねんきがちがう・・・

ライダー出身多いよな(クウガ・ディケイド・555)
しかし殿とよしのぶこう似てない?頭の形。華奢な体型。あれお年寄りは区別つかないじゃない?

(ミーハーなる話ばかりでコメント欄のレベル下げててごめん・・・)

Re: No title

おはよう~~~おひさ~~~

そうなのよね。まさに「自分のフィルターを通してしか文字は書けない」
「フィルターを通さずに書こう」っていうのは、水や空気ナシで生きようっていうのと同じくらい不可能なことで、できるのはそれを自覚するかしないかくらい。その自覚の有無で結果がけっこう違ってきたりするもんね。穏やかに話せるのも、お互いがそれを自覚していればこそであって。

覚馬とうらさんはそうなのよ~~~。あの櫛をプレゼントして会津を発ったのが、覚馬とうらさんの今生の別れだったのよ~~~(>o<) みねちゃんは京都で覚馬と一緒に暮らせるけど、その時はもう覚馬の目も見えなくなってて、娘の顔も、パパは赤ちゃん時のしか知らないという(T_T)
八重も、尚さんとは生き別れ、ジョーとは死に別れだもんね;;なんだか中島みゆきの歌が聞こえてきそうだよ「男運は~悪くなかった~あんないい人~いやしないもの~」

ね、年季が違うの!?(>▽<)オダギリって・・・あ、彼もライダー出身だったっけ!?
私どーもオダギリってリリーフランキーとかぶるんだよね;;濡れた子犬の目をした、母性本能くすぐりそうなダメ男みたいな印象が(^^;)。その点、新島八重みたいな気の強い人を奥さんとする役はすごくハマりそうな予感が(>▽<)

殿と慶喜公・・・ああ~確かに育ちの良さそうな雰囲気が似てるかも!あと服が似てるってのもある気がする♪
でも目が違うな~。私の感覚だと、殿と桂が似てて、慶喜公とジョーが似てる。って単に細目かギョロ目かって区別な気もするけど(^^;)

ミーハー大歓迎よ~~!!ただし私の芸能人情報が昭和で止まってますが(>▽<)
殿も「八重」で初めて知ったようなもんだし、尚さんとかも全然知らなかったもんな~(「ミタ」は再放送で何度か見たんだけど、この人がパパだなんてまったくわかんなかったよ。そもそも松嶋菜々子と松たか子がかぶっちゃうくらいだしさ~(^^;))

No title

オダギリジョーはやっぱりクウガの雄介役がよかった。。。!!!私はああいう静かに明るい男がいいのよね、ああいう役って案外主役になりにくいんだけどね。リリーフランキーとな!!??しらなんだ!
(あと好みの話つながりで、どうしても言いたい・・・このまえの「最高の離婚」の瑛太見てた?私ああいうこまがしー男が一番嫌いで、瑛太のこと即刻嫌いになってしまった。。。演技がうまいだけなんだろうけど、もう、見たくない。・・・。第二子妊娠おめでとうだね)

ディケイド役は最悪と思っていたけれど、今回の役ではとても好演してるから役者はわからんね。

それできょう歯医者で週刊誌に出てたけどさ、宇都宮さんが膵臓に腫瘍って、知ってた!?小室さんてC型肝炎なの?ひえええ~~~!!

Re: No title

うん。クウガは見たことないけど、静かに明るい男はいいね♪一緒にいる分には一番な気がする。
リリーフランキーって「東京タワー」とか「おでんくん」の作者なんだけど、優しくてカッコつけててダメ男みたいな感じで、見た目もいかにもそれっぽいんだよね(>▽<)。「東京タワー」も読んでないけどたぶん軟弱男の話だと思ってる(^^;)v

「最高の離婚」は見てなかった!(ていうか今ドラマで見てるのって八重だけかも(汗))
「こまがしー」っていうのがわからなくて検索してしまった(^^;) 「こまかい」ってこと?もしそうなら、ああ~~そりゃ私もダメだ~~~。いわれのない精神的DVを受けてる気分になりそう~;;てか私が嫌うより先に、向こうもこっちを嫌うとは思うけどね(^^;)
けど瑛太ってそんなにコセコセした感じに見えないのに、やっぱり役者なんだね~。あ、でも意外と「めっちゃ男らしい!」っていうタイプほど色々神経質だともいうから、そのパターンかも?

へ~ディケイドにも出てたんだ~!そういやあれは歴代ライダー大集合だったっけ。
ライダーって、上の子の時に見た響鬼と、下の子の時見た電王しか知らないんだよね(^^;) 電王の佐藤健はいまだにカッコイイと思ってるけど♪

ええ~~~~!!!マジで!!!悪性じゃないよね???
小室さんがC型肝炎って、やっぱしそうなんだ!こないだyahooニュースで「C型治療終了」みたいなのをちらっと見たんだけど、奥さんの方かと思ってたの。入院して輸血した時とかになっちゃったのかなとか。。てっちゃん本人だったの!?相変わらず、栄光と暗闇の落差が激しい人よね(^^;)
でも、小室さんはともかく、ウツもまだ週刊誌ネタになるくらい知名度あるんだね~♪これが悪いニュースじゃなきゃ心置きなく喜べるのに~

No title

K&Uさん、Kさんこんにちは。
ディケイド役の人は八重に出てませんよ^^)
実は俺も修理役の斉藤工さん(とお間違えですよね)とディケイド役の人、ちょっと前まで見分けつきませんでした。ライダーはディケイドまでは見てたのでつい横槍をいれてしまいました。
ついでに龍騎も出てますよね。この辺がイケメンばかりで違和感を覚える所以でもありますが・・・。

Re: No title

そうなんですか。なんだかディケイドが気になってきたぞ(^^;)
斉藤工さんも八重で初めて知った人なんですが、イケメンなせいか役のせいか好印象の人ですね♪ 個人的には、八重出演者中で一番気になってるのは、大蔵役の玉山さんですけど(*^^*)(大蔵がわけのわからない変貌を遂げたせいで、ますます気になっちゃって(>▽<))
しかし今更ながら、ライダー出身の底力はすごいんですね~!(@o@)

No title

えっ!(シェイさんせっかくどうも!)斉藤工って、ディケイドじゃないのです??・・・なんで間違ったんだろう・・・。どうりで「ディケイドの時は全然だめなのに、こんなにいい役者に育ったのね」と勝手に・・・。そうなんだ~~

龍騎、どこ>>???(あれ以降見たことなかった・・・顔はきれいなのに)

玉山さんは、、ガオシルバーだよね・・・!!

さとけん・・・あっちゃんお姫様抱っこしてからちょっとね・・・

響鬼さんもいいっす。でもオダギリジョーとキャラかぶってない?

でも一番おおばけはなんつたって、オルフェノク出身の殿だよ!!

Re: No title

えっ玉山さんってレンジャー出身だったの!?さすがKさん詳しいわ~(@o@)。母としての年季が違う感じよ。
けどライダーよりレンジャーの方が潰しが効かなそうなイメージだけど、玉山さんは生き残ったね~(マジレンジャーのヒカルとか注目してたんだけど消えちゃったみたいだし;;やっぱしなんか不自然なのよね~TVとかに出てくると;;)

佐藤健も、バラエティとかで見るとオーラが半減するというか、なんだかかわいいプードルみたいというか(^^;) 演技しているのを見るとイケメンすぎて目が惹き付けられるんだけどね♪

おっさんライダー響鬼!この人はバラエティでもっと見たい人だわ(>▽<)前クイズ番組みたいなのに出てた時、すごく面白かった!

殿は見てみたかった~!!でもこの線の細さは、言われてみれば確かにライダー系にハマる雰囲気だね♪ なんかさ~ライダー出てる男子って、みんな色が白くて髪たらしてて、細い首筋にネックレスが似合うわねって感じに見えるんだよね;;そういうタイプしか目に入ってないのかもしれないけど(^^;)
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