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八重の桜・第13話

八重の桜・第13話「未来への決断」・・・じゃなくて「鉄砲と花嫁」(ってなんじゃそら)の感想です。
今回は尚さんと八重さんが未来への大きな決断をする話なのですが、「八重が結婚するよー要チェックだよー」とどうしても一言告げたくなったのでしょうかNHK? 確かに尚さん、鉄砲がらみでプロポーズしてはいますけど。

このプロポーズシーンは、個人的には、期待してたよりドキドキしませんでした 「新しい鉄砲作りが成功したら、命中したら、八重さんに申し込む!」っていうのは、すごくよくわかる心理だな~とは思いましたけど、八重ちゃんが泣きながらうなづくまでのとこは「長いな~」とか思ってしまったり
けど、尚さんのプロポーズ自体は印象に残りました。「あ、尚さんは会津人になったんだ!」と。
以前は「身分など関係ない、ここでは好きなことができるから(←身分が与えられないことを謝る八重ちゃんへの気遣いでもあったでしょうけど)」と言っていた尚さんが、今は「ここ以外でも好きなことはできる」と言う八重ちゃんに対し
「幾つ道があっても同じことです。私は八重さんとともに、会津で生きたいのです」
すなわち、身分も、そして好きなことができるできないももはや関係ない、会津が自分の故郷になったのだ、と。
後年の尚さんは、会津(というか斗南)の窮乏を救おうとして失敗してしまい、失意のうちに世を去りますが、それはきっと、八重の愛した会津を、自分の故郷となった会津を救いたかった、その一心だったのではないかと。

しかしいつも飄々として見えた尚さんが密かに「自分は八重さんにふさわしくない」と思っていたなんて
「浪人の居候」とかあまり気にしない人という感じだったけど(実際以前はそう言ってましたもんね)、それは見かけで、実は色々屈折する部分もあったんですかね~。いや、八重ちゃんを好きになったから、気にするようになったのかな?この当時、男の人はこういう「身分」みたいなもんに縛られて、女の人はそういうのがないかわり、「女という身分」に縛られて、っていう感じが、現代よりもはるかに強かったんでしょうね~。その縛りがある種の秩序を保たせてたのも否めませんが。

そして権八おとっつぁまの、本当にうれしそうな表情ときたら なんかこう「(あきらめかけていた)娘の晴れ姿を見ることができて、お父さんよかったね♪」という感じで
京都でも、あんつぁまご一行が喜びに沸き。いや約1名は喜ぶどころか決定的なブロークンハートですが
「相手は川崎先生」と聞いて黙り込む大蔵様の横顔は、「やっぱりあの時、先生が絶妙なタイミングで飛び込んできたのは、最初から俺の告白をぶちこわすつもりで・・・」と思いをめぐらせているように見えてしまいました
しかしこの(大蔵以外には)ほのぼのシーンで、覚馬の目のことを入れてくるとは。ちょっとギクッとさせますね
そうそう二葉に人形を贈る平馬さんは、色んな意味で味があってよかったですね♪さすが遊び人、マメで気配り上手です 対して喜びを素直に出さない二葉ちゃんの、安定の葵上ぶりもいいですね

そしてずっと忘れてたけど国許では登勢さんも出てきましたね。しっかし顔ちっちゃいこと
「与七郎の昔のこと、少しずつ話して聞かせよう」と、お姑さんとの関係も良好なようで何より。しかしほのぼのであればあるほど、籠城戦での無残な死が・・・

さてさて京都パートでは。
まずは鬼佐川、いよいよ活躍!
頼母との対決シーンもそうでしたが、個人的にこの人のしゃべり方は、妙に「方言のカッコよさ」を思わせます。体育祭の時に「おらおなごども!ちゃっちゃとせいやー!」とか、普段は使わない方言丸出しでゲキを飛ばす男子が、妙にカッコよく見えてしまうことがありましたが、男言葉の方言って時に(キャラによって)、男くっささ数倍増しで聞こえるんですよね。
でも別撰組は出ても見回り組は出ないのかな?「ドーナツとっておいたお」とかのウザメールを送りまくる佐々木只三郎、銀さんの次に好きなキャラなのですが(それは佐々木異三郎

ここで長州の下関戦争勃発!
この戦争で、それまでの過激な攘夷の限界を身をもって悟った長州は、ついに「開国」へ方向転換するわけですね。
ああ~~この時に佐久間象山が生きてたら!「公武合体で開国」案も、反対派が攘夷の限界を知った今ならすんなり進んだかもしれないのに!
象山の暗殺がもう少し遅かったら、あるいは下関戦争がもう少し早かったら。
歴史の流れは変わっていたでしょうか?

そしてもう1つの大目玉。越後屋とお代官様・・・じゃなくて、勝と西郷の会見。いやなんかこの雰囲気、ほとんど「越後屋、おぬしもワルよのう」「いやいやお代官様こそ」だなと
「清らにたかく」では、「勝海舟=江戸を救い、会津を救わなかった、口のうまい男」として描かれていて、それが自分の中ではなんだかパズルのようにぱちっとハマったのですが、今回の勝はまさにそのとおり。いや、それ以上に黒い勝でしたね~~~ これほど黒いかと。
いえね勝さんの言うことも悪くないんですよ。道理なこと言ってます。内乱なんぞしてる場合かとか、これからは共和政治だ公論だ、新しい仕組みを作るんだとか。
ただね~。「内乱なんてよしなさい。日本のためにはならない」という理屈で長征を止めさせるなら、じゃあ戊辰戦争は?会津は?とどうしても思ってしまうんですよね。そこにはつまり「日本のためになるからいい」という冷徹な、大の虫を生かすために小の虫・会津を殺すような理屈があったんじゃ?って。
もっとも「大の虫~」っていうのは政治の基本で、そんなこと言っても仕方ないのかもしれませんけど、少なくとも個人的には、そういう「政治的な人」が言う「共和政治」だの「公論」だのって、本人たちが言うほど素晴らしいもんに聞こえないのは確かです。

そもそも「諸侯が知恵をを出し合い、公論を作る」って、倒幕しなきゃできなかったのかな?幕府もそれしようとしてたんじゃなかったかな??
人は変われば組織も変わる。人を入れ替え、外様の意見も反映されるようなシステムにし、そうして内側から変わっていくことは・・・できなかったのかなあ?まどろっこしい?そんな悠長なことをしてる時間はない?
うん、それもわかります。こんな悠長なことを思ってしまうのは、私が当時の危機感を共有してないからかもなと。
長州は過激な(=直接的な)攘夷行動に走って、下関でその報復をされましたけど、それがすなわち「海に面している国の危機感」ってことなんですよね。
会津と違って、自分たちの住んでいるところから海が、外国の艦隊が見える国。下手したら外国船から直接攻撃を受ける国。
そうした地理的条件から来る「具体的な危機感」が、時に直情径行とも言えそうな攘夷に走らせた一因だったのかもと思います。良くも悪くも、山に守られた会津にはなかなかピンと来ない身体感覚。いや会津も海の警備を任されたりはしてますけど、「自分の国が、国土そのものがやられる。今すぐ何とかしなきゃ」という危機感は。

けど、そうした「危機感による公論の確立」を目指していたのが、その「公論」が形になるにつれてやがて「自分たちの思い通りに国を動かしたい」になっていった面もある、ように思えて仕方ないんですよね。何か新しいシステムを作るたがる「運動」って、そういうふうに変質していくのはよくあることだし。
勝先生とか、西郷が帰った後になってその「変質」を予感したのか、「俺はしゃべりすぎたか?」って、何を今更 あんた思いっきりそのつもりで話してたじゃーん。柿にぎりつぶして「グヘヘヘ」とか悪魔の笑みを浮かべてたくせに。

かくしてブラックデビルと化した幕臣によって、ラスボスは目覚め
次回はいよいよラスボスによる薩長同盟です。坂本龍馬もちらっと顔だけ出す予定!?
(と思ったけど勘違いでしたm()m 薩長同盟は次々回ですね

おっと忘れてました、最後を爽やかに〆る八重の結婚。
「このおじーちゃん久しぶりに見た」とUが言ってた西田頼母も、相変わらずいい味出してましたね。どうもこの人はしゃべり方のせいか、孫娘の結婚話に目を細めるトボけたお年寄りみたいなシーンでは、やたら加トチャがオーバーラップしてしまい
その前の、秋月とのツーショットもよかったです。「国許に帰ってくると疲弊ぶりがよくわかる」みたいな秋月のセリフが、なんだか実感あって。
そして、八重の白無垢姿 うーん欲を言えばここは森三中で「おおっ化けたね~」ってところを見たかったな。綾瀬はるかちゃんじゃ元からキレイだからイマイチ驚きがね ものすごいキレイではありましたけど

ということで、次回からはますますドツボにはまっていく会津藩なのでした 
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テーマ : 大河ドラマ - ジャンル : テレビ・ラジオ

コメント

No title

こんにちは。毎週楽しみにしております。しおり先生のおっしゃるとおり面白すぎます(^^)
一部ではこれからの会津の悲劇を思うと見てらんないなんて話も出てるそうですが何をおっしゃるここからが目を大きく見開いて見て欲しいそう思う次第であります。
タイタニックでもジャックとローズの船首でのシーンやダンスシーンがあればこそのクライマックスがあるわけで(脱線失礼)もっともっと会津の情景や時代背景を描いて欲しいと思います。(井上家をフィーチャーして欲しい)
ただでさえ時間の流れが遅い東北地方と流れの速い京都がかみ合わなくてちょっと画面の切り替えが同時進行なのかタイムラグがあるのか考えちゃうこともありますがその辺は気にしないようにしてます。
脱線ついでに今たまたま一緒に仕事をしている人が薩摩隼人でして私より年下でなのですがこと戦略に関しては緻密すぎてついていけない部分があります。部下=駒みたいな・・・。とてもセゴドンとは違いどちらかといえばイチゾウやリンタロウってな感じでしょうか?別にその人と仲は悪くないですけどね。
あと個人的に大好きなオニカンは"別撰組"というより"別撰隊"って言ってほしかったです。それとも戦場にでたら"隊"になるのかな(里見白虎隊つながりで)。そうですね見回り組は出ないのでしょうかね。
あっ!それとサブタイトルに良いですね「ラズボスの目覚め」!!
関係ない話ばっかりしてすいませんm(__)m

Re: No title

こんにちは♪コメントありがとうございますm()m
私も、見たい気持ちと見たくない気持ちが半々みたいな感じで(^^;) 福島各地そして鶴ヶ城が出てくる会津戦争は見たいのですが、そこに至るまでの(薩長同盟とか鳥羽伏見とか)胃が痛くなるであろう展開がもう「あーやだー見たくないー」って感じで;;これじゃ戊辰戦争の回はどんだけ鳥肌になるのか、今から不安です(^^;)
タイムラグはほんとに感じますね。「佐久間象山の暗殺ニュース知ってる?」もそうでしたけど、こういうタイムラグはリアルなわりに、意外と見落としがちなキーポイントになってることもきっと多いと思うので、上手な描き方だな~と思います。
へ~~薩摩隼人さん、キレ者って感じでしょうか。部下=駒とか、なんだか島津斉彬をイメージしてしまいます(この人大物だけど、この人の下で働くとちょっとコワそうですよね。なんとなく)。薩摩隼人さんが八重の桜を見たら、どういう感想を持つんでしょうね?
オニカンは、八重の桜で初めて知りました(*^^*)。なので別撰組?別撰隊?も実は初めて聞く名前で。
調べてみると、人気ある人みたいですね~!なんだか獅童さんがぴったりなイメージで。会津まつりににレギュラーで出てくれないかしら♪
ラスボス目覚めちゃいましたよ~~どうすべ~~!!これからの展開は鳥肌必須になりそうです(^^;)
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