新潟県の怖い話

こないだ用事があって新発田に行ったら、諏訪神社周辺や商店街に、こんなノボリがずら~りと。

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この人の名前を知ったのは子供の頃、その名も「新潟県の怖い話」という本によってでした 自衛隊祭りのところにも書いた「新発田連隊の幽霊」などの話が載ってた本です。
「与茂七さま」あるいは「義民・与茂七」。「義民」っていうだけでもう、「一揆の罪をかぶって処刑」とか「磔にされたベロ出しチョンマ」みたいな図が浮かびますが、これはほんとに怖い話でした おかげで個人的には、この名前を見るだけで「うっ」と、いまだにちょっと怖いくらい

新発田藩在住の名主・与茂七さまはとってもいい人で、普段から人々の信望厚く。
折りしも洪水で土手が崩れそうになった時、ご禁制を侵してまでなんとか堤防決壊を防ぎ、大勢を救ったので、ますます慕われたそう。

ところがそのために藩内のお偉いさんに妬まれ、なんと人助けしたっちゅーのに捕まって裁かれるという理不尽に。
しかもその時、余計なことを言わないようにだか拷問だか忘れましたが、歯を全部抜かれるという責め苦にイターーーーーイ!!!!イタタタタ

子供の頃「新潟県の怖い話」で読んだこのエピソードが、もうめっちゃ頭に残っちゃって。
私的には「与茂七=麻酔なしで歯を全部抜かれた人」です って与茂七さまが聞いたら憤慨しそうですが、これはヤだわ~~~~。めちゃめちゃリアルに怖いんですけど
結局そのまま処刑されてしまい、人助けしたのに理不尽にもほどがある目にあわされて人生終わってしまったという。
恨み骨髄で処刑された与茂七は、死後は当然のごとく(?)怨霊化!(と罪悪感に怯える側は受け止め)。
恐れおののいた藩は正式に冤罪を認め、鎮魂のために祀ったのが、現在諏訪神社にある五十志霊神社だそう。

う~むやっぱり、非業の死を遂げたら化けて出なきゃダメね さもないと冤罪も晴れないまま、あっという間に忘れ去られちゃうもん。

というわけで写真はその鎮魂祭のノボリです。
五十志霊神社は、諏訪神社の入り口付近にこじんまりとあります。「義民・与茂七」についての詳しい話も確か神社の立て札にあったかと。
境内には期間中、有志による灯篭がずらっと飾られます。灯篭には与茂七さまエピソードにまつわる色んな場面、もちろん歯を抜かれるシーンも描かれていてぞぞぞぞぞ
しかし現代になってもこうして偲び、お祭りする人たちがいるんですね~。
ちなみに舞台は、現在でいえば長岡市だそうです(なので与茂七さまも今で言えば長岡出身)。へ~新発田藩って大きかったのね

ところでこの話とは無関係なのですが、新発田からの帰り道、あの磐越道での死亡事故があって、会津坂下ICで降ろされてしまい。
で、初めて坂下から若松まで下道で行ったのですが(けっこう遠かった)、途中わりと大きい「安兵衛通り」との道路標識が。おおここら辺が堀部安兵衛の生誕地・会津バージョンの場所か!
もう1つの生誕地・新発田からの帰り道だったので、ますます印象に残りました。いつか機会があったらこちらも行ってみたいです。
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