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2012陸上自衛隊新発田駐屯地祭その2

2012陸上自衛隊新発田駐屯地その1の続きです。
今回の私的一大目的・史料館に入るところからスタート!

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写真撮影できます!っていうのが太っ腹でありがたいですね~

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入ってしょっぱなにあるのは、自衛隊が間借りしている新発田城についてのコーナー。
お城に敬意を表してるんですね、自衛隊。
このコーナーで「いやあそりゃやっぱり会津は恨みを忘れませんよワハハ」と談笑しているオジサンがいて、「おお会津の人か?」と
新発田藩、裏切っちゃいましたからね~戊辰戦争の時

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お城のお道具あれこれ。
ちなみに各史料についている題字やパネル、模型に至るまで、館内の説明書きはぜ~~~~んぶ手書き・手作りですスゴス!

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「新発田」ってそうだったんだ~!

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この史料館、元々は「白壁兵舎」という、明治以来の由緒ある建物にあったそうです。
現在は解体補修工事のため、このプレハブに仮住まいということで。
そうよね~~史料館がほんとにプレハブだったら、日清~太平洋戦争の激戦を戦ってきた越佐健児たちが泣きますて

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館内はこんなふうに、新発田駐屯地の前身である「歩兵第16連隊」が参戦した戦いごとに色々な史料が展示されています。
第16連隊は、wikiいわく
「日清戦争から太平洋戦争に至るまで、激戦には必ず参戦したと言われ、軍功の大きかった反面戦病死者の数も多かった」
とのことで、確かに「シベリア出兵」「ノモンハン」「ガダルカナル」など、私ですら知ってるような名前が、館内には次々と出てきます。

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歴代連隊長。
なんたって明治から続く歴史ですからね~新発田連隊は

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展示史料はすべて本物=ほとんどご本人やご遺族の寄贈によるものです。
実際に使われていた兵隊手帳(?)↓とか、興味深し。

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当時のロシア紙幣とか。

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ロシアの風景等々。
この史料館の展示物、まとめて写真集なんかにならないかな~。
すっごく貴重な資料集になると思うんだけど。

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日露戦争・203高地で「名誉の戦死」を遂げた方の「名誉の軍帽」です。。。
こちらもご遺族が寄贈してくださったもの。

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私どーにも「名誉の軍帽」みたいな言い方に違和感を覚えるタチで。
にも関わらず、さっきは「これらの遺品を収めた史料館がプレハブじゃ~浮かばれないわ」と素朴に思ったのも確か。
この素朴な思いは、けっこう「名誉の軍帽」に近いもんがあるはずなのですが。
激戦で苦労してきた人たちの遺品なんだから、もっと尊重してあげたいという庶民の素朴な思いが、その時かぶっていた、弾痕のある帽子を「名誉の軍帽」にし、立派な神社を作って戦死者を顕彰し、やがて「美談の強制」までに行き着いてしまうんでしょうかね~。だとしたらその流れをどこで止めるべきなのか、というか止められるのか??

なんて、写真撮らせてもらったのにそんなこと思ってしまってすごく後ろめたかったので、撮った後ケースの前で手を合わせてきました(←すっかり変な奴

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↑こちらもご遺族の方による寄付です。
どれもご本人のものなので「これが実際に使われていた時代が、確かにあったんだな~」という感覚がリアルに。
沖縄のヒストリートでも思いましたけど、そうした品物=時代のリアル感という、いずれ必ず消えてしまうものを、こうして保存・展示してくれるのはとっても貴重ですね。
と見ていくと、ついに真打登場!

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軍旗です!
「フサじゃん」とか言っちゃいけません なんでも軍旗は肝心の旗がなければないほど価値があるんだそうで。
(詳しくは2010新発田駐屯地のレポをどうぞ)
実際はこんな感じだったそう↓(これは116連隊の旗ですが) 旭日旗ですかね~?

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昔は「駐屯地祭」のことを「軍旗祭」と呼んでいたほど、軍旗はシンボルとして大事なものだったらしく。
しかし今現在、ここにあるのはレプリカです。
これら軍旗は敗戦時に奉焼され、その歴史を終えました。

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しっかし旗の遺灰なんつーのが残ってるんですね!!!そんなアンタ人間じゃないんだから
なんて言えるのは現代人だから 当時はこういう感覚だったんでしょうかね~。ましてや相手が軍旗なら。
「おそれおおくも天皇陛下からお預かりしたなんちゃら(忘れたけど、なんか銃か何かにくっついてるちっさい部品)をなくすとは何事か!それはお前の命より重いのだぞ」とかなんとか言われ(ま物不足ってのもあったと思いますが)、見つからなくて自殺しちゃった新兵の幽霊が出るという、その名も「新発田連隊の幽霊」というエピソードを、子供の頃「新潟県の怖い話」シリーズで読んだことがあるんですが、これ見たら思い出してしまいました。ヤだなあそんな時代。

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最後の連隊長・堺吉嗣さんコーナー。
上の「歴代連隊長一覧」写真にも、最後の方に名前が載ってらっしゃいますね。

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軍旗の横には、こういう旗も展示されてます。

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肉筆なので見てるとなんか・・・切ないな~

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下のケースには、実際に使われた小銃ずら~り。

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刀コーナーも。
鶴ヶ城で美術品のように飾ってあるお殿様の刀と違い、ご本人の寄付によるサビサビの刀は、やっぱしリアルです。

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こちらはガダルカナル島で実際に使われていた機関銃。
「昭和46年、遺骨収集団(あやめ会)の手で30年ぶりに郷土に帰」ったそうです。

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鉄カブト。
左はインパール・コヒマにて住民が、右はビルマの野戦病院跡地にて第一次遺骨収集団が、それぞれ発見し、昭和50年、日本の地に帰ってきたのだそう。。。
私がとっくに生まれてた頃だなあ。当時はまだ戦争の記憶はすぐそこにあったんだなあ。

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新発田連隊は、仙台や会津若松の部隊とともに「第2師団」として、すでに敗色濃厚なガダルカナルへ。
しかしその前に失敗していた第一次総攻撃、そして今回の第二次総攻撃と、多大な犠牲を出し、結果的に陸軍として初めての敗戦となりました。
wkiいわく「第二次世界大戦有数の激戦地で、展開した日本軍部隊の多くが補給路を絶たれ、多数の餓死者を出したことから、餓島(がとう)とも呼ばれた」とのこと。
その後インパール作戦で悪名高い(?)ビルマなど各地の激戦を戦い、ついにホンカンにて終戦&軍旗を奉焼し、明治以来の新発田第16連隊の歴史は、ここで幕を閉じます。

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ガダルカナルコーナーには、現地で見つかった無名戦士の、サビサビボロボロの鉄カブトがガラスケースにずらりと展示してあったのですが・・・こちらはなんだか写真撮る気になれませんでした。。。皆様もしよろしかったら、ぜひ現物を新発田駐屯地にてどうぞ。
(こちらの史料館は、お祭り日ではなくても事前に申し込んでおけば無料で見学可能だそうです)

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上は終戦の御前会議の資料等。
これやっぱり、写真集とかで出してほしいなあ。解説がないと読めなくて

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帝国陸軍時代の軍服や、各種勲章などの一覧も。

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新潟ゆかりの有名軍人さんたち。

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前回「悲劇の中将」とか紹介しながら顔が写真に写ってないという、超失礼なことをしでかしてしまった本間中将のお姿が、今回無事に撮れて、心残りが1つ解消
へ~今村均大将も新潟ゆかりだったんか 確か水木しげるが兵隊時代、この人にナマで会ったってマンガで描いてたよな~(wikiによると、出身は仙台ですが、新発田中学に在学&首席で卒業したそうです)

陸上自衛隊新発田駐屯地になってからは、訓練や戦後の平和的貢献活動の紹介など。

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従来ならここで終わりですが、今年はここに、新たなコーナーができてました。
言うまでもありませんね。東日本大震災の、災害派遣コーナーです。

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コーナー全面、見切れないくらい多種多様な写真がありました。
気さくなおじさん(←自衛隊員です)が「ダッシュ村のある浪江町にも行きましたよ。こういう服を着てね」等、見学者に気軽にレクチャー。

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福島ローカル番組で「朝晩被災地を往復する自衛隊車両や警察に「ありがと~~」や「おつかれさまです」のプラカードを持って応援する姉弟」なんかの紹介もしてたので「自衛隊には福島県民すごく感謝してます!」との意を伝えようかとも思ったのですが、被災者でもない私が言うのもなんかおこがましいのでやめ~
ついでに「県内にいると「浪江町」で「だいたいあそこら辺」とかピピンと来るけど、県外向けだとやっぱり「ダッシュ村の」ってつけないとわからないよね」
とかどうでもいいことも思ってしまいました けどこの県内と県外での感覚の遠近感みたいなのが、今回の放射能騒ぎにも一役買ってるよな~とか思うのも事実。

「売店もありますよ~。私らが買うものも置いてあって。建物の裏っかわであんまり人行かないんで、ぜひ行ってみてください」
との気さくなおじさんの言葉を受け、史料館を出た後は売店へゴー

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ほんとに人いませんね

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売店の中はけっこう賑やかで、マニア率高し!

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迷彩服はもちろん、質の良さそうな下着とか、寝袋やキャンプ道具みたいなのも置いてあって、アウトドア派には重宝するかもって感じでした。「自衛隊御用達」と思うと、品質もしっかりしてそうですしね~
ボケボケですみませんが、おもちゃもありましたよ

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しかしここは本格的すぎて、私の求める「くっだらない自衛隊みやげ」がないなあ
と、お店を出ると、薄暗い廊下にはコンビニのヤマザキが。

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パンだから「パーン(と鳴るかもしれない)」手投げ弾バージョン
これこれこういうのよ~~
「ご当地キティちゃん(だったかな?)同期の桜バージョン」とか、他にもヘンなのありましたよ(ヘンなのって言うなー
ちなみに今回ここで買ったのはこちら↓

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自衛隊限定・バームクーヘンです
開けるとさすが自衛隊。

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桜マークが
味はね~スーパーで売ってる298円ってとこかな ひそかにユーハイム並みを期待してたんですけど、それだと税金の無駄遣いになってしまうのかしら?
どうでもいいけど本コーナーには。

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自衛隊本とともに、銀魂&バクマン。が
自衛隊でも人気とは、銀さん&シュージンファンとしては嬉しい限り

というわけで、2012年の駐屯地レポは終了です。
ここに挙げた史料はほんの一部で、他にも貴重なものがまだまだいっぱい展示されてますので、興味をもたれた方は、お城観光がてら新発田へレッツゴーです。
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テーマ : 新潟県 - ジャンル : 地域情報

コメント

No title

こんにちは!すごいわぁ・・・あとでゆっくりみるよ!!

きょうは、お知らせ、
今、奥田英朗「オリンピックの身代金」ていう長編読んでいるんですが、ここに出てくる主人公が新のサヨクでは?なんて思ってます。
図書館で見つけたら、ぜひぜひ・・・・
まだ読み途中ですけれど、佳境です、主人公めちゃかっこいいです・・・かなしいのだが、今回の東北と東京の構図にも重なって。

Re: No title

へ~~面白そう!!今度探してみるよ♪
って、そういえばこないだ紹介してくれた沖縄移住の本も、面白そうと思ったまま探してなかった(>_<) アマゾンで一緒に注文しちゃえばよかったな~~
そういえば、この人ってその本書いた人??もしそうなら・・・やっぱり作者もある意味筋金入りなのかな(^^;)はだしのゲンの父ちゃんを思わせるような(私あの父ちゃんがカッコよくて好きでさ~(*^^*))
東北と東京の構図・・・読んでもいないのにわかる気がする;;だって今回の原発事故で露になったことって、たぶん普遍的にひそんでることだもん。ただそれが大事故だったから大きく出てきただけで。。。沖縄戦の研究者が、日常にある歪みとか問題が、非日常だと拡大・増幅されるんだという意味で「戦争と日常は地続き」って言ってたのがすごく心に残ってるんだけど、今回のあれこれもそうだと思う。

会津女vs.長州女、来たよ~~(^^) GWの間に読もうと思ったのに、なんだかんだ忙しくて積ん読になってるけど;;読んだら感想書くね~♪



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