異次元病院

うちのダンナ、季節性うつというのか、この時期になるとダウーーーンになります。
波があるので元気な時は元気なのですが、ダンナいわく、朝になると起き上がれないくらい、頭や肩がどーーんと重くて、胸がザワつくようなヤーな感じが常にあって、夜は眠れず食欲もなく・・・といった感じ。
一番酷かったおととしの冬は、精神科にかかり、お薬もらって1ヶ月間休養してました。
お薬が効いたのか春になったからか(?)、去年は診察ナシでお薬だけ。引っ越してからは、薬が切れたこともあって、ほぼ平常運転になってたのですが、最近またまたうつ復活

こないだの週はほとんど会社に行けず、さすがに焦って「会津の病院探さなきゃ!」と色々電話してみたら、大きいところは初診に「1ヶ月待ち」「半月待ち」・・・待た~ん!今夜の薬が欲しいのよ!
個人の専門医だと「前の病院の紹介状が要ります」でもね~前の病院、紹介状取りに来てっていうのよね~。毎日やってる病院じゃなかったし、なかなか昨日の今日とかでは行けないのよね~。

そんな中、唯一「紹介状不要・予約不要。今日も明日も診察OK」という、内科と精神科併設の個人病院があって。
とりあえずお薬をもらいたい一心で、こないだダンナと行ってみたのですが。
この病院がなんとも言えず、異次元空間で面白かったのでした

待合室にはマンガ雑誌およそ50冊が山積み!しかも全部、さいとうたかおとかが執筆陣の時代劇もの あ、1冊だけ週間ジャンプもありましたが、それがまた不思議
「これは院長の趣味なのだろうか?」「ジャンプは孫のか?」とか言いながら、とりあえず時代劇はスルーして、ジャンプのバクマン。や銀魂を読んで待つこと数刻。
呼ばれて入った診察室には、色鮮やかなTシャツの上から黒いドテラはおってサンダルはいたジーサンがパソコンに!
ドテラ、毛玉たってますけど(黒地だからまた目立つこと
かねがね、「なぜ精神科の先生でも白衣を着るんだろう?話するだけだから必要ないんじゃないか?」とか思ってたのですが、かといってドテラ(毛玉つき)で登場されると、それはそれで目玉が飛び出るというか。
第一印象は「特養ホームに入ってる白髪の筒井康隆」でした(←どーゆー例え?

先生の名誉のため付け加えると、診察は普通でした、というかちゃんとしてました。
「薬が合わなかった時のために」と、前の病院ではしなかった採血検査なんかもきちんとしてくれて。
「よく「心の風邪」って言うけど、風邪じゃないんだよね。神経の分泌物(違う言い方だったかも)が足りなくなるわけで、どっちかって言ったら女性の生理に近い」
なんて説明は、個人的に「おお、より納得!」とすら。「心の風邪」って言い方は「誰でもかかりうる」という比喩的表現でしょうけど、仕組みまで考えるなら「生理前の情緒不安定(とかと同じ物理現象)」の方がより的確な比喩だと思います。
「午前中が辛いんですけど、でも仕事が溜まってたりすると行かなきゃいけなくて・・・」とかダンナが言うと「そうだね~やることがあるとね~」とかサラッと返ってきて「前の病院は「休みなさい!」って言ってくれたんだけどなあ」とダンナは今ひとつ不満そうでしたが

前は「リフレックス」という薬を処方されていたのですが
「うちでは「レメロン」を使ってるのでそれを出します。会社が違うので違う名前だけど、中身は「リフレックス」と同じだから」
と、お薬辞典で調べて分子構造まで見せてくれて、診察終了。

受付ロビーには、かなーりガタが来てる感じのおばーちゃんその他2~3人が座ってたのですが、私たちが会計を待っている間、先生がふら~りと現れ。「先生いつもどうも」とかおばーちゃんたちが挨拶して。
待合室にまで顔を出すなんて、意外とマメな先生なのかしらん?しかしこうして見てると、毛玉つきドテラ&サンダルといういでたちのせいか、誰が先生かわからないほどこの場に溶け込んでるわ
とか思ってたら、おもむろに受付の看護婦さんから注射セットを渡された先生、いきなりその場でおばーちゃんの腰に注射を始めたー!!
まあそのおばーちゃん、杖も持ってたし、とっても2Fの診察室まで登れなそうな感じではあったので、苦肉の策ではあるのでしょうが、ばーちゃん下着も腹も丸見えだよ~~ まあばーちゃんだからいいか(←オイ)

ばーちゃんが終始「いつもすみません」とお礼言ってたので、なんとなく「建前とかどうでもいいんだよ。患者に一番必要なことをしなきゃいけないんだよ」という信念のある先生なのかもしれないな~、などと、そのいでたちも含め、好意的に解釈すればできそうな先生ではありました(と思いつつ、ドリフ大爆笑の「もしも・・・」シリーズが頭をよぎったのはなぜ
とりあえず「あの時代劇マンガの山は、やっぱりこの先生の趣味に違いない」と、根拠のない確信を抱いて帰宅したのでした
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テーマ : ひとりごと - ジャンル : 日記

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