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想像と推理の違い

「テストの花道」って番組を教育TVでやってて。
うちは幸い、子供2人ともまだテストに一喜一憂しなくていい年頃なので、たまたまつけてたら始まっちゃったって感じで見ることが多いのですが、それにしても出てる子が秀才ばっかで「記憶力を上げるには」「集中力をつけるには」とやってるのを見るとなんかコシャクで あんまし全部見たことないんですが
しかし今朝の「テストの花道」は「推理しよう」みたいなテーマで、これがめっぽう面白かったんです

「自由席券1200円、指定席券1800円で売ってる駅で、指定席券を買いたい女の人が何も言わず2000円出し、駅員さんは何も言わずに指定席券とおつり200円渡しました。さて駅員さんはなぜ女の人が指定席を買うつもりだとわかったのか、推理してみましょう」

「手話で伝えた」とか「実は指定席と書いたプラカード下げてた」とか、そういうのはダメなんだそうです。
なぜかと言えば、それは「推理」ではなく「想像」だから。
文中にないことを勝手に想像して付け加えるのは「推理」にあらず!あくまでも文中から読み取れる情報だけで勝負するのが「推理」!
なるほど~~~~~~
故・ナンシー関の名言を思い出しますね。
「(今TVに出ている人を評するのに「あの人はこう見えて実はああで」とか、その「裏側」とかを付け加えるのが流行っているけれど)私はTVに映っている姿=顔しか見ない。しかし穴のあくほど見る。そして見破る。これを顔面至上主義という」
ナンシー関さんの言葉に説得力があったのは、「想像」じゃなく「推理」だったからなんですね~~~

まあ現実には「想像」を「仮説」として検証するってのもアリだとは思いますが。でもいきなりお手軽に「仮説(という名の「想像」)」にぶっとぶんじゃなく、まず文章=情報からどれくらい読み取れるか、そこを鍛えないと「推理力」はつかないし、そうしないと結果的に「仮説」が正しかったとしても、きっと零れ落ちることがたくさんあるんだろうなとは推測できます。

さてでは、上記の問題文「だけ」を手がかりに導き出せる、その答えは何でしょう!?
答えは「千円札と500円玉2枚出したから」でした~!なるほど~~~~それなら少なくとも「1500円以上のものを買いたいんだ」ってわかるわね~~~~(なので「500円玉4枚」も正解!「千円札と100円玉10個」とかも論理的にはアリでしょうが、普通の人は100円玉8枚出すわね

こういう論理クイズみたいなの、得意な人は得意なんでしょうね~(私は不得意だけど好き
子供のうちからこういうの得意だと「お前は屁理屈ばっかり言って」とイヤがられる子になりそうですが、情報が溢れるこういう時代を生きてかなきゃいけない子供たちには、必須スキルとして必要なのかもしれませんね。

では最後に同番組からもう1問。
「教室に、赤い帽子と白い帽子が2つずつ。そして生徒A、B、Cが前から順番に並び、Cの横に四方をついたてで囲まれてDがいます。
この4人に先生が、テキトーに帽子を1こずつかぶせていきます。生徒は自分がかぶせられた帽子を見ることなく、後ろを振り返ったりすることなく、その色を当てようというゲーム。自分の色がわかったら「わかった」と言います。
さあABCDのうち、確実に(=常に)「わかった」と言えるのは誰!?」
答えは下のカギカッコ内を反転してご覧下さい。なるほど~~~~~~でしょ?(「フッ、こんなの朝飯前さ」という人がいたらごめんなさい尊敬します

あ、くれぐれも「ついたてからこっそり覗いてたのでD」とか、そういう「想像」はナシですよ まそういう「想像力」も大事だとは思いますが。

答え:
B。Cは、ABが赤なら自分は白とわかるから「わかった」と言える。しかしAが赤でBが白の場合、自分は両方の可能性があるからCは「わかった」とは言えない。
Bは、Cが「わかった」と言えば、自分はAと同じ色だとわかる。Cがわからないと言えば、自分はAと違う色だとわかる。ゆえにB。AとDは論外(^^;)
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テーマ : ひとりごと - ジャンル : 日記

コメント

No title

テストの花道の問題はおかしいですね。
番組を見ていたときはなんとなく納得してしまったのですが、
後でよく考えてみると問題文からは「千円札と500円玉2枚出した」事は絶対に分かりません。
単に出題者が正答として設定していただけです。
他の想像で出した解答と変わらず、解答を1つに絞れないので問題として破綻しています。

No title

こんにちは!コメントありがとうございます♪&遅くなってスミマセン!

えっそうですか?
「お客さんが2000円を出したことは確実」=2000円札 or 千円札2枚 or 千円札+500円玉2枚 or 500円玉4枚 or 千円札(または500円玉)と100円玉との組み合わせ
で、「そのお客さんは1300円のものは買いたくないということが係員にもわかる」という条件に合うものを上から探すと、
2000円札や千円札2枚じゃ、係員には1300円か1800円かわからない→除外
100円玉があるなら、値段ピッタリで出せるはず→除外
ということで、やっぱり千円札+500円玉2枚(またはオール500円玉)になるような気がしてしまうのですが・・・いかがでしょう??

No title

いやいや。問題はそこまでたどり着けない事なんです。
受付の人が1800円の物を選んだ理由は「お金の組み合わせ」だとどうして分かるんですか?
それこそ想像力から出てきた物でしょう。
他にも「手話を使った」とかの候補がある中で「お金の組み合わせ」が使われたと証明する材料が何もありません。

Re: No title

私の薄れた記憶では、ですけど(汗)
その問題で出された事実=確定情報は「その客はお金を2000円出した」ということでした(他にも「女性だった」とか「前に人が並んでた」とか、確定情報はいくつかありましたが)。
「お金の組み合わせ」も「手話」も、あくまで可能性に過ぎないという点では、確かに同じ「想像」ですが、しかし「お金の組み合わせ」の方は「2000円出した」という事実に基づく(=情報の範囲内での)想像=推理。対して「手話」は事実に基づかない(=情報にない)純粋な想像ということになります。
ならば「手話」の可能性を考える前に、まず「お金の組み合わせ」を考えよう、それで解決できれば「事実に基づく正解」が出たということになる
ということなんじゃないかと。
これはあくまで「論理ゲーム」なので、「実際にそれが起こったか」どうかとはまた違うんですよね。
「本当は手話を使ったのかもしれない。しかし今現在、この情報から読み取れる正解はこれだけだ」という。
なので正解を出してすら、500円玉が2枚なのか4枚なのかも確定できないi-229

現実世界の警察や記者さんなど「正解」ではなく「実際に起こったこと」を求める人たちは、情報に基づく推理も、情報にない想像も、等しく「可能性」として扱い、その可能性を裏付ける情報をどんどん取ってこよう、というスタンスなんでしょうねきっと。

No title

納得しました。
私は想像してはいけないと言われながら目一杯想像していたようです。
お騒がせして本当にすみませんでした。

Re: No title

いえいえ納得いただけてよかったです(説明ベタなのでi-229
書き逃げもできるのに、丁寧なお返事いただいて、ありがとうございましたi-179
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