御薬園でティータイム

月曜日、代休でゴロゴロしてるKKを外へ引っ張り出すべく、野口英世のスタンプラリーに行ってみようと。
こないだチラシと一緒に入っていたスタンプラリー用紙。野口英世青春広場から七日町一帯で、スタンプを集めるとお菓子やおだんごがもらえるという、うれしい企画。普段は気になりながらもあまり入ることのない七日町のお店にも行けて、一石二鳥♪
と思ったんですが、KKは「ええ~ただ町を歩くだけなんてツマンナイ~~けどどっか行きたい~~」と拒否。
うーむUが幼稚園から帰ってくるまでに行って来れて、しかもまだ行ったことのない観光地はといえば。確か近くに御薬園とかがあったなあ。
「オヤクエン?何それ」
ん~~なんだか松平カタクリコ一族の庭園みたいよ、薬草専門の。でも植物園なんか面白くないでしょ。
「行ってみたい」
ええ~~なんで!?自分で誘っといて何ですが、シブイ趣味だな~KK。絶対スタンプラリーの方が面白いと思うけどな、おだんごもらえるし(単にママが「花(というか草)よりダンゴ」なだけ?
念のためですが、御薬園の持ち主だったのは、もちろんカタクリコではなく容保公です(というか代々の会津松平家です) どうも最近、幕末の人をなんでも銀魂キャラで考えるくせがついちゃって


とりあえず県道74号を、御薬園目指して走ってると、「県立博物館←」の看板が。
「忘れてた!博物館があったじゃん」と、ママKK同時にこっちにしようと。
新潟の自然科学館とかが好きだったので、ここもいつかは行ってみようと言ってたのですが、すっかり忘れてて。こういう時こそ行くべきよね
と思ったら「月曜休館」でした そういや自然科学館もそうだったわね。こういうとこは月曜日がお休みだってこと、忘れてました。

仕方ないので今度こそ御薬園へ。
県道74号で、鶴ヶ城近くを走ってると「御薬園→」の看板が出てきます。「大型車P→」「普通車P→」などと看板が分かれているあたり、予想外にけっこう大きな観光スポット!?

SANY0289_convert_20110705090006.jpg

と思ったら、えっここ!?普通~の住宅街の中に、普通~の住宅みたいな顔で存在してました。
「ほんとにここなの~?」と、KKと2人、疑いのまなざしで近づいてみたら。

SANY0290_convert_20110705090043.jpg

おおやっぱりここらしいぞ。
看板には「秩父宮勢津子妃ゆかり」の説明があります。
そういえば会津松平家のお血筋だったそうですね。
いまだ明治の記憶=戊辰戦争が色濃く残る昭和初期、ご婚約が決まった時は「賊軍の娘が皇族になった!皇室が会津を認めてくれた」と、そりゃもう会津をあげての大喜びだったという話。

SANY0291_convert_20110705090106.jpg

入場料は1人250円くらい。お抹茶つきだと700円。
抹茶好きなKKと来てるので、当然こちらを支払い、中へ。
入り口はほんとこじんまりとしていて、庭園、植物園というより、一般人の大きなお庭に来た感じ。

SANY0309_convert_20110705090824.jpg

中もこじんまりとしていて、よく学校や公園に花が名札つきで植えてありますが、まさにそんな感じ。
珍しい種類もあるんでしょうが、植物に詳しくない私たちにとっては、意外と身の回りに普通~~にあるものも立派な「薬草」なんだ~!という発見の方が多く、興味深かったです。

SANY0302_convert_20110705090733.jpg

敷地には、これまたちょっと大きめな普通の民家?みたいな日本家屋もあって、行ってみると、これが「秩父宮勢津子妃ゆかり」の建物「重陽閣」。
ご成婚の頃、ご一家で東山温泉に宿泊された際作られた別棟を、こちらに移したものだそう。
って、宿泊するためにわざわざ別棟作っちゃいますか!さっすが現代とは感覚が違いますね~天皇の権威が近年一番高まった時代ですもんね~。そこに会津の娘が入るとなったら、やっぱり感激もすごかったんだろうな~

SANY0299_convert_20110705090604.jpg

「秩父宮勢津子妃ってダレ?」とはKK。そうか~KK世代には秩父宮なんて名前、もう伝わってないよね。
「ん~と今の天皇陛下の・・・じゃなくてその前の昭和天皇の弟のお嫁さんで~。ここの殿様の親戚だったみたいよ。今の皇后様とか昔だいぶいじめられたみたい」
とかついついワイドショー的一口メモまで一緒に伝えてしまうのがオバチャンの悪いクセ

SANY0294_convert_20110705090233.jpg

中はいくつか部屋があって、どこも当時の写真がいっぱい。皇室関係好きな人ならかなり楽しめると思います。(私たちはKKが興味ナシなので素通り
部屋は思いのほか小さく質素でした。天井が低めだからそう感じるのかな~?

SANY0295_convert_20110705090331.jpg

1階に厨房がありましたが、ここで注文すると2階でお茶もできます。ケーキもありますよん
2階は素敵~~~♪見事な和洋折衷というか、「昔の人が考えたモダン」って感じがなんともツボで、一目で気に入っちゃいました。ここでティータイムしたいなあ。

SANY0297_convert_20110705090410.jpg

ちなみに下ではフォートナム&メイソンのお茶も売ってました。
今日は抹茶だから素通りだけど、いつかまたお茶しに来よう♪
ここから見る景色はこんな感じ。今はアヤメが色鮮やかですが、蓮の花が咲いたらまたキレイでしょうね。

SANY0298_convert_20110705090449.jpg

歩いていくと池とお茶屋が見えてきます。
敷地がそんなに広くないので、そんなに歩かないのにもう到着、なのに景色がそこでまたがらっと変わって、全体的に見所がコンパクトに詰まってる感じ。昭和初期の写真もさっきの重陽閣にいっぱいあるし、ご老人の観光なんかには御薬園、オススメスポットかも

SANY0310_convert_20110705090933.jpg

「中と外、どちらでもいいですよ」とお店の人に言われ、私たちは外に座って池を眺めながら。
KKはさっそく鯉とカモにエサやり。

SANY0316_convert_20110705091150.jpg

あまりエサをあげる人もいないんでしょうか、けっこうおなかが空いてるみたいで、バッシャバッシャ食べてました。
すごく大きな鯉で驚いてたら、お店の人いわく「30年くらい前からいるみたいですよ」えっほんとに!?

SANY0317_convert_20110705091227.jpg

おっとお待ちかねのお茶&お菓子がやってきましたよ。
お茶はこの時期、ホットとアイスが選べるそうです(「やっぱ抹茶はホットだよ」@KK)
お菓子はゴマ羊羹で、コクがありつつもさっぱりとしていておいしかったです。

SANY0319_convert_20110705091325.jpg

KKがエサやりをやめて食べ始めたら、カモがついてきました
よっぽどおなか空いてたのかしら?
ゆったりとした時間が流れる御茶屋さんでしたが、戊辰戦争の時にはここが療養所になったのだそう。

SANY0312_convert_20110705091011.jpg

池の向こうには橋なんかもかかっていて、ぐるりとお散歩できそうでしたが、そろそろUが幼稚園から帰ってくるので出口へ向かいます。
最後に薬草ゾーンの奥まで行ってみましょう。

SANY0320_convert_20110705091359.jpg

奥にはお稲荷さんがありました。
手前にかかっている石の欄干は、日新館にあったものだそう。
日新館の石橋(の一部)、KKの小学校の雑木林にもあります。KKの小学校、近くには天文台跡も残ってるし、どうも日新館の跡地っぽい様子。

SANY0322_convert_20110705091514.jpg

つきあたりには「この庭を作る時に、ここから藩主が眺めて指図した」という「観耕台」が。
と言っても、ただ若干土盛りが小高くなってるだけですが。
ほほうこれが、藩主様も見た景色なわけですな。(意外と地味?

SANY0321_convert_20110705091448.jpg

「ありがとうございました~」と受付を通り過ぎようとすると
「無料のお茶があるので飲んでいってください」
無料と聞いては行かねばなるまい と「売店」と書かれた建物に入ると

SANY0323_convert_20110705091556.jpg

4つの試飲ポットがずら~り。
無料と聞いて全部お試ししましたが、やっぱり「御薬園草茶」が一番飲みやすいかなあ。マイルドな麦茶みたいで、おいしかったです

SANY0324_convert_20110705091648.jpg

健康系の飲食物が多いお土産屋さんという感じの店内ですが、棚には年代物の人参その他の薬草瓶詰めがラベリングして陳列してあったり、ガラスケースには藩主の写真や昔の薬箱など歴史系物件が飾ってあったりと、ここも充分観光スポットって感じ。
「草よりダンゴ」派でも、意外と楽しめた「御薬園」でした。
スポンサーサイト

テーマ : ちょっとおでかけ - ジャンル : 旅行

コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する