激混みの大内宿

GW後半は、日帰りで大内宿へ。
「大内宿」って、こっちに来るまで聞いたことなかったんですけど、るるぶ会津版を見たら、ノスタルジックで雰囲気よさげ。けっこう人気あるみたい。
ソバ好きダンナも「大内宿ならネギソバだな。ソバ食いに行こう」。幼稚園時代から天ざる好きなKK&Uも「行こう行こう」
「特に人が多いGWやお盆には、道が混んでたどりつけないことも」と、るるぶにちっちゃ~く書いてあるのが気になりましたが、ま今年はこっちに旅行で来る人は少ないでしょうと決め付け、12時過ぎ出発。

118号を、鶴ヶ城を左に見て芦ノ牧温泉に向かってずーーーっと南下、芦ノ牧温泉を越えてもずーーーっと南下、どこまでも南下して、湯野上温泉の手前で表示板に沿って山道に入ると、大内宿です。118号が多少混んでたとしても、遅くても14時ごろには着くはず。お昼はネギソバだ~♪

GWの118は県外ナンバーがいっぱい!「わ~~けっこう観光に来てるんだね~」とありがたいようなウキウキなような。GW~♪って感じがしてウカれてしまうんですよね ま全部が観光ではなく、帰省もあるんでしょうけど。
鶴ヶ城近辺ではボランティア専用バスも。若い男女とかいっぱい乗ってて、GWは遊ぶことと休むことしか思いつかなかった私たちは、「えらいよな~」と他人事のように

118号をこんなに南下するのは初めてで、景色がいちいち新鮮。家のつくりとか昔風で興味深し。
途中の一見民家風なお食事処には、ケータイもった人たちが入り口にどっさりタムロっていて「芸能人でも来てるのか!?」
なんでも「むらい」という、ぶあついソースカツ丼がウリなお店なようです。でも地元の人はあまり行かないよとは、後日教えてくれた地元の人のお言葉

さらに走ると芦ノ牧温泉。雄大な渓流があったりして、かなり旅行気分♪
今日の帰りは、ここのドライブインで日帰り温泉のつもりだったのですが、う~む予想以上に年季の入った施設だなあ。とすると後はホテルか。
けど、新潟の胎内や瀬波温泉とかだと、わりとどのホテルでも終日日帰り温泉をやってたんですが、会津方面の温泉ホテルは、昼間だけってところが多いんですね。
芦ノ牧グランドホテルも15時まで。これじゃ「帰りがけにひとっ風呂」ができないな~
今日はいつもの「大江戸温泉物語」に決定して、芦ノ牧通過

ここまでけっこう順調で、「な~んだあんまり混んでないじゃん」だったのですが、湯野上温泉手前から329号線に入った途端、「なんじゃこりゃあああ(@松田優作)」な大渋滞が!!!
片側1車線が延延延々車の列。関東関西果ては九州と色んなナンバーがずら~り(ありがたや
小川の流れるいい感じの山道には、要所要所で「大内宿まであと4km」「あと3km」という看板が。って1km進むのに30分かかってるんですけど!絶望を後押しするかのように「Uターン場所」まで設置されてるう~

・・・るるぶを甘く見てはいけませんでした。やっと大内宿に着いたのは16時近く
おかげで駐車場に難なく停められたのが、うれしくも切なかったです 

折りしも雨がポツポツで、ああどんどんテンションが落ちる~
いやこんなんで落ちてちゃいけませんネギソバが待ってるんだから。さあカサ買って歩いてみよ~

大内宿とは、江戸時代の宿場町。当時の面影を残した茅葺民家が、今も30軒あまり建っていて、参勤交代の大名や旅人ならぬ現代の観光客向けに、食事やおみやげその他の商いをしています。
というるるぶのコピーそのままに、わ~~ほんとに江戸時代!(見たことないけど) 現代人の目には、ただただエキゾチックジャパ~ンに写ります

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カサを買おうと寄ったお店には「カサはカサでもカサじぞうのカサ」も売っていて、KKがさっそく食いつきます。どうもKKは仮装して歩くシュミがあるみたいだなあ
ここのお店には甘酒も売っていて、雨で冷えた私たちもさっそく1杯。おだやか~なおばあちゃんが台所から煮た甘酒をお鍋ごと持ってきて「できたてよ~」と注いでくれたのが、甘さ控えめですっごくおいし~~
山菜の胡麻和えも「一緒に食べてみて」と箸から手に乗っけてくださったりして、大内宿の第一印象が一気に急上昇です

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雨対策も完了して、次なるミッションはネギソバ お昼食べないまま夕方突入で、もうおなか空きすぎ
ところが大内宿って、夜が早いんですね。おそばは両側にずら~りと、ほとんどどのお店でもやってるんじゃないかってくらいあるんですが、この時間、ほとんどが「売り切れ」。
入り口近くのお店から順に聞いていき、町の半ば辺りでやっと発見!店名は「大和屋」さんでした。
同じような人が多いのか(そりゃこの時間でもあの渋滞でしたもの)、お店に入るまでけっこう行列でした。

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並んでいるところから、おそばをうってるのが見えます。
入り口前の路地ではおみやげも売っていて、こんなギョワワなものも

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この地方で「かるめ焼きください」と言うと、虫が出てくるわけですな?(絶対言わないようにしよう
いやイナゴ(?)の佃煮自体は子供の頃、甘じょっぱくておいしいな~♪と思いながら食べた記憶があるんですけどね~、今はムリ

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店内はこんな感じ。「広い部屋がいっぱいある普通の民家」という感じが面白いです。これはどこもそんな感じみたい。
長ネギを箸代わりにして食べるのがウリという、名物・ネギソバも、数軒のお店にあります。
てかあの太いネギでどうやってソバをすくうのだ。これはぜひチャレンジしなければ!そんで余ったネギは持って帰ろうとか思ってたんですが、わりと小さめのネギで、あ、これならイケルかも♪

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「薬味代わりにネギをかじりながら食べてもOK」と書いてあるるるぶを、「OKってアンタそんなハードボイルドな」と笑ってたママ、やってみたら意外にもウマくてハマってしまいました
季節にもよるそうですが、ネギが思いのほか甘くて辛味がなく、ワイルドにネギをボーリボリ丸かじり。箸を食べながら食事するって、新感覚です

下↓はうちらのテーブルから見た景色。不思議なタイムスリップ感。

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食後は、ネギくさい息を撒き散らしながらお散歩です。
各お店の前でラムネをこんなふうに冷やしてあるのが、またタイムスリップ感。

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大内宿のお店は、どこも基本的にお土産屋さんなので、KK&Uが目移りしそうなおもちゃが軒先にいっぱい並んでます。
その中で、KKは竹とんぼ、Uは木で出来た不思議なヘビをそれぞれご所望。
お店の横に置かれた木のテーブル&イスでラムネを飲みながら、しばし遊びます。

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表通りは時代劇のセットのような雰囲気ですが、バックステージはご覧のとおり、ほんとに普通な田舎の民家。
店内もそうですが、日常生活がどっか地続きになっているようで、全体的に不思議な感じのする町でした。
しかしここに住むのは大変だろうなあ。スーパーとか近くにあるのかな?(だって周りの景色とか、こんなんですよん↓ま村上周辺も似たようなものですが)

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下のひときわ立派な建物は、会津藩をはじめ、村上藩や新発田藩といった個人的に親しみぶかい場所の殿様が、参勤交代の時などに泊まった宿、いわゆる本陣。今は資料館になっているそうです。
きれいに残ってるなあ、と思って立て札見たら、実物は戊辰戦争で焼けてしまい、復元したのだそう。
また戊辰戦争か どうも会津は行く先々で戊辰戦争だなあ(え?常識?
てかここから会津若松ってけっこう離れてるんですけど。どんだけ大きい戦争だったんだ戊辰戦争

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お向かいのお蕎麦屋さんで、さっきから気になっていた手焼きせんべいを。
お蕎麦屋さんの横に併設してあるのです(他にも何軒かこういうお店あり)
その場でお醤油つけて焼いてくれるおせんべいは、アツアツですごく大きい!

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両側のお店を冷やかしながら、1本道をのんびり歩いていくと、イワナが名物のお店で終点。
ここも湯殿山なんだ~。って行ったことないけど、私の世代だと「湯殿山」と言えば「呪い村」で、名前だけは有名なんですよね

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「天保」ですって!
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お山の階段を上ると、大内宿が一望できます。
が、根性ナシの私たちは「ここまででいいや」
ここからでもこんな感じで、見晴らしいいですよ。

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さてでは来た道を歩いて帰りましょう。
時刻は17時過ぎ。そろそろ閉まるお店も多くなってます。
大内宿って夜までやってるのかと思ったら、基本、8時~17時みたいですね。
夕闇の中、閉じた障子戸を背景に、灯がポツリポツリとともって、これはまたしみじみとした風情が。
写真はあんまし「夕闇」じゃないですけど、帰るころにはもっと暗くなってて幻想的な雰囲気でしたよ。

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しかーしそんな情緒はどこ吹く風、ソバ1杯だけじゃ小腹が空きっぱなしの私たち(あれ?おせんべ食べたはずじゃ?
店じまいが多い中、この時間でも目の前でおだんごを焼いてるお店発見!

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実はおだんご頼む前に、Uのトイレをお借りしたのですが、お店のおばさん、単なる通りすがりかもしれない私たちにも「どうぞどうぞ!こっちよ」と大変ほがらかに。ありがたいですね~

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Uの食べてる大きいお団子は「じゅうねん味噌の焼き団子」、KKの食べてるお皿つきは「そばだんご」です。
「じゅうねん味噌」とは「十年寝かせた味噌」とかではなく、エゴマで作ったお味噌なんだそうです。
「エゴマ」って名前、福島に越してきてからよく見かけます。じゅうねん味噌は甘くて、サンショウじゃないけどなんだろうな、どっかで食べたことあるような風味という感じ。
そばだんごはほんのりおそばの香ばしさ、かつさっぱりして、どちらもそれぞれにおいしかったです。店先にはそば茶もポットで置かれていて、飲み放題なのがうれしい

すっかりおなかも満足して、来る時とはうって変わってガラ空きの道を帰路に。
日帰りでタイムスリップしてきた、大内宿でした。

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