冬景色

今年何度目かの「最強寒波」が訪れて、今は一段落した感のある会津若松。
昨日までは歩くとキュッキュッと、どこもかしこも良質ゲレンデのような音がした雪道も、今日は青空の下、久しぶりに聞くザクザク音。おかげで雪かきが難儀~~
そんな今日この頃ですが2~3日前、ひさーしぶりに屋根の雪おろししているじーちゃんを見かけて、おお懐かしいな~と。
最近は家の性能がよくなったのか、あるいは昔より雪が減ったのか、雪おろししている人は新潟(下越)でも会津でもあまり見かけません。
が、雪が積もり過ぎるとふすまが開かなくなるというボロ家だった我が家では、私の父ことじーちゃんが、よくこうして雪おろししていたもんです。「終わった後屋根から雪の中に飛び降りるのが楽しいんだ♪ヘヘ」と、中学生男子のようなことを言いながら
(中学の頃、校舎2階の窓から雪にダイブするバカ男子が続出した記憶が ちなみにこれは雪に埋まって窒息する恐れがあるのでオススメしません

秋田や青森などの大変な地域、及び南会津など会津地方でもさらに雪深い地域には比べようもない若松市内の積雪量ですが、今んとここんな雪景色です。
(実際は2~3日前ですけど)

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こちらは湯川沿いです。
見事なツララ!
昔「謎解き大全集!」みたいな子供向け本に
「水筒にツララを入れて、相手と2人きりでサウナに行け。刺殺した後ツララを溶かして証拠隠滅だ」
みたいな話があって、「将来使うかもしれないから覚えとこう」と思ったものでした
おかげでツララを見るといまだにこうして思い出してしまいます

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こちらは若松市役所。
中に嶋田久作がいても違和感なさそうな「帝都」っぽい建物が、いつ見てもツボです
八重の桜の看板は、雪ですっかり隠れちゃいました

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こちらは、飯盛山隣にあるお土産屋さん「とらぞう」前の歩道。
雪がえらいことになってます このバス停は機能しているのだろうか??

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飯盛山は冬季休業かな~と思ったら、なんとケモノ道(?)が!
(しかし周りのお店は冬季休業状態)
この道を作った人は大変だったろうな~~

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ここは大通りからちょっと入った道にあったお店。
「戊辰戦争の資料展」をやってるそうです。どんな品物があるのかな~?
このお店にも「八重の桜」のポスターが貼ってありますが、これはほんと、どこ行っても見かけます 市役所でもスーパーでも銀行でも、もうベッタベタと

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逆光な写真でアレですが若松生まれのスーパー・リオンドールにて。
お、「清らにたかく」の八重ちゃんもいますね♪
リオンドールは「清ら~」イチオシで、チラシにも八重ちゃんがいっぱい載ってます
私の新島八重に対する偏見を打ち砕いてくれた「清らにたかく」。「八重の桜」好きな方には、あわせてこの本もオススメです

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ついでにお豆腐コーナーで見つけた「八重たん豆腐」
味はいたって普通でした
ちなみに隣のコーナーには同じデザインの「八重たん納豆」もありました
そうそう「八重の桜」ポスターには、こんなのも↓
(これまた逆光で、ほんと申し訳ありませんm()m)

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先ほどのポスターより数少ないですが、たま~にスーパーなどで見かけます。
これは東邦銀行・神明通り店にて。

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もう1種類ありました♪
さすが地銀!充実の品揃えです
余談ですがこの登場人物ポスター、Uを連れてスーパーで見た時
「この人死ぬ?」「この人は・・・確か死ぬかな」「じゃあこの人は?」「ああ死ぬね~」
と、お店の店頭で死ぬ死ぬ連呼するアヤシイ親子連れになってしまいました(でもポスター的には死なない人の方が多かった気がする)。Uも一緒に見ている「八重の桜」ですが、ドラマでいつ人が死ぬか気が気じゃないようです

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どこもかしこも雪だらけで、観光には不向きなシーズンですが、よろしかったら週間天気予報が晴れマークの時にでも、ぜひお越しください♪
この時期しか見れない純白の鶴ヶ城&お堀が待ってますよ~

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八重の桜・第8話

八重の桜・第8話の感想です。
今回はね~~~私的に一番面白かった回でした♪
「八重の桜」って、個人的に最初のうちは、ほとんど会津の風景を見るためといっても過言ではないドラマだったのですが、ここにきてどんどん面白くなってきた気が。

まずはドラゴンアッシュ斉藤が登場しましたね。
ノベライズだと、視線だけで覚馬の首筋を冷やすという、夏にはありがたい人物として描かれているのですが、果たしてTV画面ではどの程度ひえピタ!?

と興味シンシンで見た第一印象は個人的に、うん、まあ、今んとこ悪くないんじゃないかな?という感じ。
「殺気」ならぬ「ヤンキー」っぽいガンの飛ばし方が、役のイメージにあってる気がしました。ただそのガンつけがなんだかいかにも演技っぽくて、セリフが出てきたら大丈夫かな~と若干不安でもありましたが(なので「今んとこ」)。
もっとも私にとっての新撰組=「上がってこいヤス!」「銀ちゃんカッコイイ」、あるいはゴリラやマヨラーという印象しかなく、「斉藤一」という名前も、会津まつりで初めて知ったくらい(銀魂に登場してないメンバーは知らないのよね)。
というテイタラクにつき、あまりイメージがどうとか新撰組がどうとかを語るレベルにないので、これからもゆるく楽しんで見ることにします♪

そしてこの後、時尾の失恋シーンが出てくるのがあざといいやうまい
どう見ても昭和の少女マンガなこのシーン、ほとんど時尾と斉藤の関係を知ってる視聴者をニマニマさせるためとしか思えません 「恋」と「お嫁さん」が一直線だった時代のマンガで育ったおばちゃんなんか、すっかりその手に乗って、「切ねえ。私もう一生お嫁に行かねえ」と泣く時尾ちゃんに「大丈夫大丈夫あなたにはほらひえピタが」とTVに向かって熱く語りかけてしまいましたよ(心の中でね)

そうそうもう1つ少女マンガと言えば、大蔵から八重への告白シーン。
そもそもこの「八重の桜」、恋愛部分はなぜかすべてが昭和の少女マンガなのですが今回もどーでもいい理由で川崎先生が退場し、2人きりになるシーンからしてもう昭和 あっこれはもしや、前回大蔵をブロークンハートさせた川崎先生の罪滅ぼしか~~
川崎先生のおかげで(?)「会津を思い出す時はまっさきに八重さんを思い出す」と涙目になりながら渾身の告白にこぎつけた大蔵(しかし前回の川崎先生のおかげで(?)時すでに遅し)ですが、言われた八重はまったくわかってなくて
「あれは何だったんだろう、変なこと言って。まいいやそれより学問♪」
大蔵様の涙がただの水に~~~ まあねえこういう天才肌の人に恋をしても報われないのは、昭和の少女マンガで証明済みです。ねえ桜小路くん

そういえば時尾ちゃんを泣かせた(?)山川大蔵のお嫁さん、お登勢さんも初登場しましたね。戊辰戦争で非業の死を遂げる人がまた1人増えたという感じで、ちょっと切ない
個人的にはこの方、去年の会津まつりに来てくださったので、好感度2倍増しです♪ 首筋とかスキっとしてて、ほんとにキレイな方でしたよ~

さて昭和の少女マンガが終わって政局パート。
まず出てきたのが勝さん。こちらもよかったですね~ なんかこう劇団くさい演技なんですけど、それが妙に板についてて、安心してドラマに身をゆだねて見ていられるという安定感が。
そして勝さんのセリフがまた、100年後の日本人である私にもつきささり
「攘夷をしたけりゃ戦を始めりゃいい。負けて初めて己の弱さに気づくだろう」
そこまではわかる。私もそこまでは気づいてる。しかしその後
「戦はしない方がいいが、攘夷もできず、開国もできず、その場しのぎの言い逃ればかりしてちゃ、どうにもならねえさ」
ある意味自覚的に日和ってる私にはグサグサ だって~どの手段も一長一短あるんだもの。その場しのぎの言い逃れも、私にはある種「日本人の知恵」に思えるんだもの。皆が犠牲にならずにうまく行く方法があればその場をしのがないけど。それとも犠牲が出るのは「仕方ない」と割り切るの?そんでうま~く犠牲者のせいにするように仕向けて??
「(壬生の浪士組みたいなのは)オイラ好かないな。人斬りに人斬りをぶつけてもきりがない」
それはわかる。私もそう思う。けど実際、人斬りを止めるのに「話せばわかる」なんつっても「問答無用」って返ってくるだけじゃない?武力に武力で対抗する以外、他にどうしようがあるんでしょ?
「それを考えるのがおぬしの役目だ。考えて考えて考え抜いてみろ」
それず~~~~~っと考えてるんだけどね。吉田松陰でもない私には、いまだに答えが出ません。考えの違い、立場の違いをどうやったら乗り越えられるのか、人間世界から「戦争」をなくすことはできるのか、「戦争」がなくなった世界は「幸せ」なのか、東京の原発が福島にあるのはなぜか、沖縄の米軍基地は是か非かe.t.c.
ああ~めっちゃ青臭くてすみませんハズカシー しかし私の中ではこれらすべて勝センセの問いにつながっていて。
吉田松陰や佐久間象山は、いったいどんな日本を思い描いていたんでしょうね?そしてその世界に私が住んだら、果たして幸せだっただろうか??現代の日本とはどこかが違っていたのだろうか???

やがて朝廷を牛耳った長州派により、邪魔な会津を朝廷から遠ざけとこうという「無骨な会津には不得手な策略」が、いよいようずまく帝周辺。
今回面白かった京都パートですが、中でも面白かった、というか理屈抜きでワクワクしたのが、この長州派が集まったシーンでした。
安定の腹黒感を醸し出す三条実美に加え、及川ミッチーのヅラじゃない桂が、これまた劇団くさい演技ゆえの安定感。勝さんといい長谷川尚さんといい、ああいうペラいセリフ廻しが個人的に好きみたいです なんだか耳に心地よいのよね♪
そして何といっても忘れちゃいけない、顔だけで圧倒的存在感の嶋田久作! 久坂さんは小栗松蔭的まっすぐな人みたいでしたが、この「腹に一物」メンバーに加わると、それもまた個性。
この長州メンバーに比べると、西島あんつぁまといい、秋月さんや神保さんといい、会津メンバーの顔ぶれのなんと実直な印象を与えることか。そうそう佐川さんもよかったですね~~!!佐川さんと頼母が直談判するシーンは、佐川さんの方言に必死な感じが現れていたし、頼母さんの方言にはカトちゃと同じような人間味があって(ああこれは郡山のアクセントなんだなと、ドリフを思い浮かべながら納得しました)。
八重たち会津の女の子それぞれも個性あるし、こういうふうに、それぞれの人たちの個性が集まって1つの大きな物語ができあがっていくという感じが、今回長州派のシーンでふと実感されて、「おおこれぞ大河!」とワクワクしたのでした♪

さてそんな策略の渦の中心にいる帝は、虎ならぬ自分の威を借って好き勝手する長州派にせめてもの反撃をすべく、ひそかに容保公に「策略だ」と伝えるとともに、殺し文句を。
「もっとも会津を頼みにしている」
ああ~~そんな言葉にコロっと参っちゃダメ いや確かにとってもありがたいお言葉だけど、話半分に聞いときなさい。
と、いっくらお母さんが、じゃなくて頼母が口酸っぱくして言っても、もう遅いわね~ だって四面楚歌同士、信頼できるのはお互いのみという孤独な人同士なんですもの殿と帝は その孤独さが通じ合ってしまったら、「養子だから」なんて言ってますます孤独に拍車をかける家臣の言葉が通じるはずありません。
せめてあの偽勅をもらった直後だったらね~。頼母さんはただただ、来たタイミングが悪かったです
けどこういう、思いは変わらないのにその言葉をかけるタイミングの不運みたいなもんでボタンが掛け違っちゃう、的なことって、意外と世の中にいっぱいありそうですよね。ちっちゃいかけ違いなんだけど、その積み重ねで大きく変わってっちゃうみたいな。
ともあれ、家臣に思いが伝わらないトップも孤独だけど、トップに思いが伝わらないお母さん、じゃなくて家臣もまた切ないですね。
ここに至る前は、八重と家老が肩を並べて話すシーンとか、さらに八重と話してて上洛の意志を固めたとか、そういうドラマくささはいかがなものかとか思ってたんですが、失意の頼母が覚馬たちに
「会津を潰すなよ」
そして
「殿をお守りせよ」
と伝えて去っていくシーンを見たら、もうそんなこまいことどうでもよし ただただ切ないです、殿と頼母の関係が。

結局殿は頼母を蟄居に。
「帝のために」と心を定めてしまった殿はもはや、裏目に出るかもしれないほど燃える忠義心を持った佐川官兵衛や、もしかしたら吉田松陰や新撰組、尊皇攘夷を掲げる浪士たちとも同じなのかもですね。信じるものは(たまたまの刷り込みによって)違うけれど、その「信じるもののためにこの身を滅すならむしろ本望」という性質は同じという。加えて殿の場合、あまりにも純粋だったがゆえに忠義心も強く発動されちゃったというか。
もちろん、「純粋」「忠義心」そのものが悪いわけじゃないんですけど。というか「自分以外の何かの存在のために」という純粋な思いってむしろ人間に必要なものであって、それをいい悪いを言うのは、結局は結果論でしかないとは思いますけど。ただ往々にして、それが暴走しちゃう&使われちゃうのがね~~~
いや殿は仮にも我が身一つのことだけ考えてりゃいい下々の者とは、負わされた責任が違いますから、彼ら「忠義の志士」とかとはもうちょっと、どころかかーなーり苦悩レベルが違ったと思いますが。そもそも今の立場だって好き好んでなったわけじゃない上に、しかも相手は帝ですから。帝って当時は人じゃない、「天子様」ですから。その身に余る信頼を裏切って「いや自分の藩が危ないんで帰ります」って相当のことがないと言えないなと、やっぱり同情してしまうんですよね。

次回はついに会津視点だと「一見やったね♪しかしそれは悪魔のプレゼント」的な8月の政変。
雨の展覧行事で、みごと三条一派のイジワルを跳ね返して「ざまぁ」とスッキリしたのもつかのま、これからも「1歩進んで2歩下がる」的にじわじわとヤな立場へ追い込まれていく会津藩なのでした

余談ですが、今回新撰組のおかげでやたら「銀魂」を思い浮かべながら見てたんですが、あれって安政の大獄の後「倒幕しなかった日本」が舞台なんですね(と今気づいた)。
幕府が開国して、倒幕しないまま将軍家茂・・・じゃなくて茂々のもと政治が行われて、異(星)人がその中枢に入り込んでて、会津藩や新撰組は京都じゃなく、江戸で幕府の守護職をしているという。
もしかしたらそういう、会津戦争のない未来もありえたのかな~?そうしたら現在の日本はどうなってたかな~??

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来年は?

2月末、転勤族のお悩みの時期がやってまいりました。
そう「果たして転勤はあるのか?あるならどこか?」

転勤族はだいたい2~3年、早けりゃ1年、遅けりゃ5~6年で動きます。
私たちの会津生活も早2年。充分タイムリミットを迎える時期なわけで。

やだ~~~動きたくないよ~~~。
会津めっちゃいいとこなのに~~~~。
KKもUもいい友達ができて、すっごく安心なのに~~~~~。

けど今動いとかないと、KK&Uが途中で転校になるしな~。
今年はちょうどKK&Uともに卒業なので、ちょうどいいっちゃちょうどいいのですが。
しかし新潟戻りだと、どどど同居の恐れが まだまだ元気なジジババちゃんですが、寄る年波ではあるし、これまたタイミング的にちょうどいいっちゃちょうどいいのよね。いいんだけどどどど同居~~?ええ~~~??

と心乱れるところへ、最近は卒業&卒園の行事あれこれの話し合いに加えて、小学校や中学校の説明会、入学式についてのお話や準備品一覧、Uの机購入など、来年4月からの生活についてのあれこれも増えてきて。
これがまた地味に切ないんですよね。「来年はここにいないかもしれない」という思いがどうしても底にあるので、中学の説明会とか行っても「よさそうな学校だな。でもここに行かないかもしれないしな」、Uの机とか見ても「これならあのスペースにぴったりかな。でも違う社宅にいるかもしれないしな」と、すんなり気持ちが入っていかない。というか、入らないよう、自分で自分をセーブしている。
「中学では○○君たちと△△部に入ることにした!」というKKの言葉や「最近○○君ととっても仲いいんですよ~。同じ小学校だから安心ですよね~」という幼稚園の先生の言葉にも、「ほんとにそうなったらすごくいいんだけど」と心から喜びつつ、転勤だった時の悲しみをやわらげるため、心の中で喜びにちょっとブレーキをかけておくという。

しまいには何を見てもそうで、「早く春にならないかな~」なんて思った後には「でも今年は鶴ヶ城の桜は見れないかもな」とか、図書館で本を予約したらしたで「借りれるのは3月頭か。引越しでバタバタかもな」とか、なんだかすご~く宙ぶらりんな心境。

んが!
昨日ダンナが「今年は動かないかも」
マジでマジでマジで!?!?
「今年もし動かないなら、やっぱりKKが中学の間は動かない方がいいよなあ」
えええ~~~そそそんな夢のような状況もアリ!?!?!?

まだ確定じゃないので、ぬか喜びにならないよう、今も喜びをセーブしてますが
今年も鶴ヶ城の桜を見れるかしら?決定的になる3月までドキドキしてます

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八重の桜・第7話

八重の桜・第7話の感想です
やっぱり殿が素晴らしかった

まずは神保雪子さんが出てきましたね。
雪子さん1人だけ運試しがうまくいかないという、なんとも不吉な結果がジワジワとおそろしい
なんだか、こんなふうに「普通の人」たちが、それこそ現代の私たちとさほど変わらない、東山温泉に行くような人たちが(土方トシの東山温泉シーンも出てくるかしら?)、ある日突然、爆弾どっかんどっかん落ちるお城に篭城したり、敵に捕まって非業の死を遂げたりと、戦争に巻き込まれ、それまでとまるで違った生活を送ることになってしまったんだというのが、ふと実感として伝わってくる回でした。
(もっともここに出てくる人たちは、現代の私たちで言えばかなりのエリート層ではありますが
耳かきをテンコモリに用意することくらいしかできない家族の切なさ。「帰ってくる時にはきっと大きくなってるんだろうな~」という覚馬の言葉e.t.c.
ああ太平洋戦争の時とかもきっとそうだったんだろうな~とか。今でも災害派遣とか、もしかして遠洋漁業の人とかもそうかもしれませんけど、時代が変わっても変わらない思いですね。

ユキや時尾たちとのカルタ会のシーンもよかったです♪猪苗代湖と磐梯山、そこから雪が積もった八重んちの庭とか、今の会津若松市内まさにこれくらいの積雪量なので、なんだか不思議なタイムスリップ感(磐梯山は今もうちょっと白いですけど)
お母さんが「食ってけさ」とかね、なんかほんとに好きだわ~ とっても大事な日常風景。

そうした日常がこの先・・・といった「予感」の回でしたね今回は。
動きはないんだけど、どーもこれから大変なことになりそうだという「予感」があちこちに。
近衛さんの、な~んかおなか黒っぽい感じ そしてその近衛さんをして「おなかのお黒々としてる方」と評される三条実美e.t.c. この三条さんもまた、いかにも一癖ありそうな感じで存在感ありましたね~。まさに覚馬の言葉通り「企みだの策だの、無骨な会津には不得手だが・・・」の世界の真っ只中に置かれることに
私に置き換えたら、いきなり山の手の超高級住宅街みたいなところに引っ越しちゃって、御三家レベルのお受験を目指してるようなママ友グループの中に今日から入れみたいなもんかしら?「○○ちゃんはご縁がなかったんですって(クス」「おかわいそうだけどあのお宅じゃね~(クス」みたいな。ってものすごく庶民的な妄想爆発してますけど考えただけでハゲそうなシチュエーションだわ~~
こういうのはほんとに、得手不得手としか言いようがなくて、善悪とかじゃなく、その中でいかにうまく泳ぐかしかないんですよね。だいたい善悪の基準なんて集団によって変わっちゃうんだから、正しさとか間違いとか追求したってムリムリ 加えて「泳ぎ」って身体技能ですから、練習とセンスがないと身につかないし。会津藩みたいに、あんましそんなの重視してこなかった、どころか真逆の価値観持ってたのが、いきなり入ってもね~~;;
松蔭の言葉に感化された覚馬や、若い分正義感と責任感に溢れた殿は「誠を尽くせば」と理想を述べますが、それがいかにも理想に聞こえてしまうのは、むべなるかなです。

それでも味方が味方として機能していればまだしもですけれど、これがまた一橋ときたら
「手ぬるい」と言ったり「勝手にやれ」と言ったり、じゃあなんだい率先してビシバシと取り締まってくれるのかい?まさかとは思うけど、そう言っときながらいざとなったら「会津が勝手にやったことだ」とか言わねーでしょーね?まさかとは思うけど念を押しときますよ
しかもそこに「将軍は逆賊だ」事件が勃発。

今でこそ「幕府は無いのが当たり前」で「幕府は人によって倒された」を歴史の事実として習うから、「倒幕」なんつっても「なんでそれほど驚くのか?」とピンと来ませんけど、当時の人は、しかも親藩である殿からしたら「幕府を倒す」なんて、ほとんど「この世にあって当たり前のものをなくそうとする」という、現代で言ったら「国境をなくす」くらいの驚愕だったんじゃないでしょうか。
それを実際に「なくせる」「なくそう」と思った人は、ある意味コロンブスの卵を思いつく人でもあって素晴らしいと思いますけど、一方、この世にあって当たり前の存在をなくそうなんて考えもつかない、いや口では「国境をなくそう」とか何でも言えるけど、そんな誇大妄想のために実力行使で人(しかも将軍)を殺すなんて、頭おかしいよねと考えてしまうのも、またわかるわ~という気がして。
加えて殿の場合は、あまりにも純粋だったということもあるんでしょうか。誠を貫こうとする気持ちが強ければ強いほど、それを裏切られた時にはより強硬な態度になってしまうという。いずれにせよ、「手ぬるい」と言われても話し合いで解決しようとしていた殿が発した「私が愚かだった」という言葉、なんと悲痛な響きに満ちていることか 
人の憎しみとかは(愛情もだけど)、相手の出方や自分の出方という相互作用で、どんどん膨れ上がってしまうもんなのだなと今更ながら思いました。いやこのシーンはほんとに素晴らしかった

殿シーンは前半、江戸屋敷での上洛チームに演説シーンとかは、実はあんましピンとこなかったんですよね。
なんか、肩に力が入ってる感じが妙にぎこちないなとか。
しかしそこでプチガッカリ感があったゆえか、後半の怒り場面は本当に思いがけずという感じで「おおっ!」と目が釘付け!!!
前半のぎこちなさは、もしかしたら殿も上洛を控えて緊張してたことを示すために、あえてぎこちなく演じてたのかしらと、評価が覆ってしまうほど。
個人的には前回の「言うな頼母!」と同じくらいの無念さが胸に迫って、今回見終わった後に一番印象に残った「私が愚かだった」シーンでした。

というわけで、四面楚歌になりながらも温和路線を目指していた殿の心を、ぽっきり折って態度強硬させてしまう事件「将軍の首」でしたが
この事件の実行犯、すなわちミイラ取りがミイラになっちゃった会津藩士も興味深かったですね。「わからないです。奴らと一緒に熱に浮かされて」って、なんかすごくリアルな気がして。
だって「熱」ってそういうもんですもん。一晩寝て熱が下がると「あれ~なんであんなに熱くなれたんだろう」ていう。
私も若い頃「幕末青春グラフィティ」とか好きでしたからわかる気がします。なんか「世界を変える」が「自分を変える」と一直線に繋がってるその「熱」が、理屈抜きですごくまぶしく感じられる時があるんですよね。「幕末」とか、まさにそんな人たちが彩った時代で。
でも年取ってくると、それは自己が確立していないゆえの、すごく危なっかしいもんでもあったってのも、うっすらわかってくるんですよね。「滅びの美学」に直結しがちな危うさとか(あ、自己とか何とか関係ない「偉人」は別ですよ あくまでも「凡人」の場合ね)。年取ると、良くも悪くも自己が確立されちゃったがゆえの「変えること「だけ」に意味があるわけじゃない。今を守ることも重要なのだ」という感覚も生じてきて。どっちか「だけ」が「正しい」ってわけじゃなくて。

という具合に「救いのなさそうな予感」で満ち溢れている回に、唯一救いとして登場しているのが、思いがけないことになんと帝。
市川染五郎さんよかったですね~~。あの驚くほど慈愛に満ちた優しい目つきはなんぞ!?
うれしいですよね~こういう逆境でこういう好意を示されると。そりゃもう「帝のために」って張り切っちゃいますよ。
しかしながらこんなうれしい場面も、会津に感情移入しながら見てる側には「幸運は不幸の前奏曲」という感じがヒシヒシとするのが、なんとも切ない
そういえばあの京都入りの美しい行列なんかも、そんな感じで。私は「ベルばら」の、処刑場に曳かれていくアントワネットが、皇太子妃として人々の歓声を受けた時を思い出してるシーンを思わずにいられませんでしたってどおゆう見立て。

「幕府の指図で朝廷をお守りしているのに。はるばる都まで行って働いてるのに、会津が憎まれるなんて」
ほんとに、ほんとにそう思います。まして八重なんか、家族がまさにその1人なわけで、ほんとに理不尽としか言いようがない思いでしょうね

そうそうどうでもいいけど、このセリフが出てくるまでの一連のシーンは、ほんとに「箸休め」って感じでホノボノでしたね♪八重に声をかけられた大蔵が発する「八重さぁん」なんて、ほんとに語尾にがついて聞こえましたよ
そんな大蔵のハートを、お約束のタイミングで登場してぶち壊す川崎先生とかも 「あ~も~先生よ~~」という魂の叫びが聞こえるような大蔵の表情がおかしすぎ 八重んちの軒先が、中学校の下駄箱に見えた青春のヒトコマでした♪

ただ1つ欲を言えば、三郎をもうちょっと描いて欲しいかな~~と。
いやまあだんだん出番も増えてきて、鳥羽伏見が近づいてるんだな~という背筋ゾクゾク感も増えてきましたが、その分、今からもうちょっと描きこんで欲しいという欲が。
私にとっての「マイベスト八重本」である「清らにたかく」だと、三郎=「ヒョロヒョロ三郎」であり、八重はそんな弟を一生懸命かばい、三郎もまたそんな姉=八重を心から慕って、八重のよき理解者でもあるというのが折に触れ描かれているので、その三郎を亡くした八重が「ひとつは主君のため、ひとつは三郎の仇を討つため」と三郎の袴を着て篭城するというエピソードが、ものすごい説得力あったのですが、今のままだと、う~~む
ま先の方のノベライズ読むと、こちらの三郎は「当時の(武家の)若者等身大」という感じで、それはそれでありだなという描写ではあるのですが・・・今んとこ「清らにたかく」ほどの説得力がないかな~と。

さて次回はついに新撰組が出ますね~~~
ノベライズ読むと、やたらめったらカッコいい、印象深い斉藤一なんだけど、果たしてア~イラ~ブヒップホップな人が演じるとどのように!?
という楽しみもさることながら、次回からはいよいよ、京での動乱、あの人の暗殺、そして八重の結婚と、毎回話が動いて目が離せなくなりそうな「八重の桜」です♪

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3連休はアルツ磐梯♪

こないだの3連休は、アルツ磐梯へ行ってきました♪

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いいお天気でよかった
若松市内からだと、県道64号を、突き当たりまでまっすぐ行きます

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T字路で49号・郡山方面へ。
途中で左に曲がると日新館です↓
八重の桜でも、ここの孔子像にお参りする容保公のシーンがありましたね♪

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49号から、ゴールドライン方面へ。
ここまで来るとアルツはもうすぐです♪

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ほらほら!テンションあがる看板群が

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「七つ森ペンション」とかの看板もテンションあがります

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しばらく行くと、アルツ駐車場到着~
相変わらず昼過ぎ到着なので、もちろん第3駐車場です

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しかしここはシャトルバスが出ているので、移動がラク~♪
ちなみに駐車場入り口で「モバイル宝」会員証を見せると、駐車料金1000円もタダになります

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というわけで着きました~!1年ぶりのアルツ磐梯♪
おお!けっこう混んでる~~

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板を立てかけるところがないくらい♪
しっかしほとんどスノボだな~~

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ぱっと見、スノボ7割、すんごい短いフィギュアスキー1割(めっちゃ難しそう)で、カービングスキーは2割、しかもほとんど子連れだぞみたいな。
今や普通のスキーやる人って、スキー全盛の頃に青春を過ごしたパパママ世代だけなんですね
(カービングですらない長~い板かついでる、うちのパパみたいなのもたま~にいますが、もれなく「そろそろシニア料金?」っぽいのが悲しい

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キッズエリアも大盛況↑
ゴンドラも待ち行列発生してました↓
さすが3連休!

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リフトもひさびさの行列で!
「○○クワッドはまだ空いてま~す♪スタンプラリーもやってるので、皆さんぜひ行ってみてくださ~い♪」
と、アルツの係員さんが、猪苗代リゾートのDJさんばりに浮かれた放送を繰り返してました
なんか、この浮かれ具合を聞いてると風評被害が収まりつつあるのかな?という感じがヒシヒシとしてきて、うれしい!!!すっごくうれしい~~~~~

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私たちは、クワッドなんぞで行くコースには用はないので、おとなしく初心者コース用ペアリフトに行列して
(スキー実習では、クワッドとゴンドラにしか用はなかったというKKはブーブー言ってたけど
だ~って初心者コースですらこれですもん↓

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途中でヘタってる人々の多さよ
いやほんと、アルツの初心者コースって、ここ1本しかないくせに、途中がやたら急坂なのよね~~

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ちなみにリフトの反対側、去年はモーグルだったけど、今年はおっそろしいジャンプ台になってました
しかも皆さん、そこで華麗なワザを次々とキメていくのが素晴らしい

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さあ着きました♪
よーし行くぞ~~~

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猪苗代湖を眺めながらビュンビュンと

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いやママの脳内ではビュンビュン滑走してるんですけどね。パパKKに言わせると「どうやったらあんなに遅く降りてこられるんだ」というテイタラクらしいです
ええ~~そお~~?途中の急坂なんか「うおりゃ!どうだ!」と、雪山と体が水平になりながら颯爽と滑ってるイメージなんだけど(でもボーゲン)。
ともあれアルツの急坂は「雪山に呑まれちゃダメだ!雪山に挑むつもりでいかないと!」という思いを奮い立たせてくれます。
ていうか初級者コースにそんな大げさな思いが必要なあたり、アルツおそるべし

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しかし、そんなふうに初心者コースと格闘しているのはママだけで
去年はアルツじゃほとんど滑れなかったUも、いまや恐怖心はすっかり克服してしまったらしく、ママの目から見てもママより上手
何度目のリフトだったか、隣をすごい勢いで子供が滑ってきて「こういう子供があぶないんだよな~」とニガニガしく見たらUだった、ということもあった今回
もとより「ゴンドラコースが一番面白い」というKKなんかはもう「初級は飽きた」とのことで、パパと一緒にクワッドとゴンドラの旅へ出ることに。
ママUは命のキケンがあるので、その間、初の林間コースへ行ってみました。あの急坂をUと一緒に滑るなんて、考えただけで大惨事が起こりそうだもん
初級者コースから、磐梯温泉ホテルやキッズコース至近に直結する林間コース。KKいわく、スキー実習で先生が「別名スケーティング練習コース」と言ってたそうですが、それくらいゆるいならママUにもってこいでしょう 
と思って行ってみたら、ゆるすぎ ほんとにスケーティング練習コースでした いやこれはキッツイわ~~~
急坂をビュンビュン滑りたかったUに文句を言われつつ、ぜーぜークロスカントリー(?)して到着した麓には、ちょうど旅を終えたパパKKの姿が。
こちらはこちらで、パパは各1回ずつ転んで谷にハマり、そこから抜け出すのにえらく難儀したそうです う~むKKももう「父を越えた」か

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というわけで、子供の成長に目を細めながらも疲労困憊したパパママは「もっと滑りたい」というKK&Uに懇願してレストランへ。
アルツには磐梯食堂などのレストランの他、こんなふうに↑↓軽食ワゴンなんかもいくつか出てますが、お気に入りは出口に面したカフェ。
つけパンつきのスープ各種とか、見た目がやたら本格的なケーキセットとか、ちょっとした休憩にグーなのよね

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と思ったら、新しいカフェになってました
今度のお店はやたらカナダ推しで(名前もカナダの町名。なんでも苗場スキー場にもあるお店とか)、TV画面はカナダのゲレンデ、店内にもカナダの旅行パンフレット、メニューはもちろんアメリカ風で、メイプルクッキーやチョコバー、カナディアンクラブのカクテルなんかもあるぞって感じで、なんかオサレ~
しかし実質本位のオババの目には、オサレでメニューが減った目くらましをしてるわねとキラーン ソフトドリンクとか軽食とか、明らかに前の方が多かった気がするわ~。スープも日替わりで手抜きしてるし、写真とは量が違うし(オババは言いたい放題
と文句言いつつ、タコライスみたいな一品をはじめ、がっつりと「食事」してしまった我が家でした
カナダだからってわけじゃないでしょうが、テーブルはなんだか外人サンが多くて、ここでもまたまた「風評被害がおさまってきたのかな~」と。まほとんどはこちらに住んでる人たちだと思いますけど、外人サンが多いと、「海外から見ても安心ぽくなってきたのかな」とつい思ってしまいますね~。 

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そんなこんなで休憩を挟みつつ、今回もリフト終了まで滑りまくってきたのでした
さて久しぶりのアルツ、結論としては・・・「やっぱりうちはグランデコだな」
上中初級、すべてのコースが同じクワッドやゴンドラで行けて、ママUみたいなへたっぴでも安心して滑れるという点、我が家にぴったりフィットなのはグランデコかなと。アルツの近さは捨てがたいんだけどね~~
アルツは我が家(というかママU)よりもうちょっと上手な人向けかな~?実際アルツで滑ってる人、みんな上手で驚きました。子供ですらボーゲンで滑ってる方が少ないという

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駐車場に着くと、いつの間にかナイターの灯で照らされていたアルツ磐梯。本当にキレイ
このナイターゲレンデの灯って、美しさに加えて、私的に「会津の景色」で
年末年始とか、夜に県外から会津に入って、ここアルツや猪苗代スキー場の灯が山の間に見えると、「ああ会津に着いたな~」と
「次はいつ行く?」と言いながら、すっかり暮れた夜道を帰ってきた連休初日でした。
(ほんとはこの後、絵ろうそくまつりにも行くつもりだったのに、疲れてパス

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八重の桜・第6話

すっかり八重の桜・感想ブログになってる気がしますが
しかしやっぱり今回ははずせない!
京都守護職拝命~~~~

京都守護職を引き受けると何がマズイか?
1.ただでさえ今まであれこれ幕府のお役目務めてきて火の車なのが、さらに人と金がかかって藩が立ち行かなくなる
2.攘夷を取り締まる=あの、恨みを買って非業の死を遂げた井伊直弼と同じことをする
  てことは、井伊直弼と彦根藩同様の運命を辿るかもしれない
つまり、藩の弱体化が確実な上に、やっても報われない役目、下手すりゃトカゲの尻尾切りのように使い捨てられるだけの役目だと。誰が受けるかそんなもん!

ああ~なのに殿、ついに引き受けてしまいましたか~~
殿の涙にすべて持ってかれた回でしたね~~

これは春嶽の存在感によるところも大ですね~
せっかく前回、水戸を助けてやったっちゅうに、恩義を感じるどころか「適任がいます」って、なんという腹黒 おかげで殿の悲劇がいっそう際立つったら♪
しかし春嶽はほんとによかった!前回も思いましたけど、ほんとこの人が出てくると、「おお大河ドラマだ~」という感じがします。なんかもう、この人に目を付けられた時点でオワリでしょ、という納得の威圧感で。

もっとも、いくら相手が腹黒でも威圧感あっても、一介の庶民である年食いオババなら 
「そんな内臓ブラック野郎のいかにもな挑発なんぞ無視無視
とか思っちゃったりもしますが そこら辺ほんとに容保公っていうのは、若いこともあって、純粋で、責任感と正義感が強い「親藩の殿様」なんですね~。責任感の強さゆえに「養子だから」なんてのに過剰に囚われてしまい、「正義」を利用する腹黒い輩にいいように使われちゃう。あ~この構図はほんと腹立つわ~~!
(実子なら、いっくら「子孫にあらず」とか言われても「だーって血が繋がってるから子孫だもんね~」と開き直れたかもしれないのにね

そうそう国許にいる八重が言う
「京都守護職なんて名誉ですね♪」
というノーテンキ発言もよくわかるな~と。私もたぶん当時の一庶民だったらそう思いますもん
それがどういう意味を持っていて、今後どういうことになるのかなんて、熟知してなきゃわからない。熟知してなおかつそう言えるのかどうかってことは、今でも普通に多々あって、知らないまま流れが作られちゃうなんてことも普通にあって。個人同士の関係でも社会でも。

しかしながら、引き受けるという容保公と、やめてという頼母の対峙は、熟知していてなおかつ、の対峙なんですね。
ああ~胸かきむしられる~~~ わかっててやるっていうのと、わかってるならやめてっていう対立は、しかもどっちも私利私欲のためじゃないっていう対立は・・・辛いですね~~~~~
誰かがやらなきゃいけなくて、それでみんな助かる、でもやった人は助からないかもって時どうするか。「自己犠牲」という正義を取るか、「自己保身」という本能を取るか。
「皆を助けるに決まってるだろ!自分の命が惜しいなんて、卑怯者だエゴイストだ」
と、やたら正義を盾にとって他者を糾弾する人も
「自分の身は自分で守る。皆のために犠牲になるなんて単なる自己満足だ自業自得だ」
と、自己愛が行き過ぎて他者への情を忘れた人も、どっちもヤなもんです。なぜなら大方の人は、どっちも等分に自分の中に持っていて、そんなふうにどっちかにキレイにわりきれない心情を持っているから。
だからどっちもわかる。容保公も心の底では、頼母の訴えはよーーくわかる(実際何度も何度も断った)、頼母もまた心の底では、容保公の苦悩もよーーーくわかる。それでも!という2人の対決なんですね。そりゃもう家臣は泣きますて。殿だって切り捨てたもう片方の思いが、涙になって溢れてもくるでしょう

西田の頼母も偉いですね。あの場の空気に流されずに「納得いかない」となおも言えるのは大したもんです。だって殿が泣きながら「引き受ける」と言ったら、それ以上はもう何も言えないでしょう。いや、相手のことをなんも考えてない、自分の主張を通すことしか関心がない人なら簡単に言えるでしょうけど、頼母は殿の立場も思いも何もかもわかっていて、それでも、なんですから。重要な会議の時、こういうふうに場に流されない人がいるのは貴重だなと(もっともその意見も結局功を奏しませんでしたが)
一方こういうふうに、涙の説得もわかってもらえなかった殿の切なさ、これまたよーくわかります。この後容保公は京都に行って、孝明天皇のご信任厚くなるわけですが、おそらくその底にはお役目への義務感だけではなく、孝明天皇の置かれた立場に、自身と同じ「トップの孤独」を感じて共鳴してしまったから、より一生懸命に尽くしたんじゃないかしらん。

ともあれ今回の「京都守護職受けるか否か」って、戊辰戦争でも、その中での会津藩の内輪もめでも、ひいては現代の私たちの身の回り、さらには私たち1人1人の心の中にも、形を変えて永遠に存在する対決だな~という感じがして、とっても惹きつけられました。ただ平時はこれほどあからさまに、生きるか死ぬかみたいな形で表れないから助かってるだけで。

さてそういうわけで私的にはこの「京都守護職」が今回の大目玉だったわけですが、前半はもう1コお話がありましたね。
そう、山川二葉と梶原平馬の結婚

って、敏姫逝去という、人の生き死にに関わる大きい話がどっか飛んじゃってますけど うん、でもまあ、あんまし感想が浮かばないな。幸も存在感も薄かったなという感じで。
唯一の感想としては、あれはボツボツがあったから天然痘なのかしら?天然痘って、私の世代だと「ベルばら」でルイ15世が天然痘にかかって、物凄いグロ画像で死んでいくのがトラウマになってたりするんですが、こちらは意外とキレイな死に方でしたね。ってそんだけ?

んで結婚話ですが。
山川一家勢ぞろい。わー子供いっぱーい 山川家ってこんなに子供いたんですね!
しかもこの子供たちが皆優秀で、一番下の赤ちゃんは後の捨松だし、健次郎君は今から既に頭よい ちなみにKKの小学校には山川健次郎の肖像画が飾ってあって、授業参観に行った時「おお!さすが会津」と感心したものでした(しかしひっそりと飾られてるので、子供には「え?そんな肖像があったっけ?」というくらい知られてませんが
二葉だってwiki見ると、後に御茶ノ水の先生になってるし、基本、秀才一家・教育一家なんですね~。もっともこれは「賊軍・会津が世に出るには教育を重視しなくては」という当時の風潮もあったと思いますが(いつの世も、恵まれない子が一発逆転を狙うには勉学が一番手っ取り早いですもんね)。

んでその二葉ですが、私的には最初、あんましイケすかないキャラかな、ツンケンしてて、と思ってたんですよね。
けどこの人はあれですね、「あさきゆめみし」の葵上ですね光源氏の正妻の。
ってまたまたどうゆう見立て いやこう、紫の上みたいに自分の感情を上手に伝えるコツを知らなくて、結果的にひたすらお高くとまってるだけになってしまうっていう。
「人を愛したらどうやってそれを伝えたらいいのか知らなかった。愛したらただやさしく微笑めばいい。それだけのことが今やっと・・・」
と、死ぬ間際にやっとダンナと心を通わせることができた葵上を、光源氏は
「なぜ気づいてやれなかったのか。気位の高さゆえに寂しさを口に出すこともできず、冷たさの仮面で装った心の中に、不器用な幼子のようなあの人自身がいたことに・・・」
と、後悔の念とともに思い返しますが、さて梶原さんはどうかな~?

梶原平馬って知らなくて、wikiとかで見てみたら、後に奥羽越列藩同盟に関わる人なんですね~
そして私生活の方はどうやら
「生真面目な女は息が詰まる」「じゃあうちの姉なんて」「いやいや二葉さんはあれでいい。武家の妻はあれくらい堅くないと」
という会話が「伏線か~~~」という感じだったようで
こちらは山岸涼子の「蜃気楼」というマンガを思い出しちゃいました なんだか自信満々でサバけた感じといい、そういや見た目もなんだか「蜃気楼」に出てくるダンナさんに似てるしとか。このマンガ、「「妻には家を守ってもらって、愛人とは刹那的な楽しみを」を実践するのがカッコイイ男」とか勘違いしてる方には、ぜひ読んでみてほしい傑作です

次回からは覚馬も京都に行って、「至誠にして動かざるものは~」が通用しなさそうな世界を、容保とともに目の当たりにすることに。
ま内容的には「1回休み」的な次回ですが その次、第8話はお待たせしましたの新撰組、9話はついに8月18日の政変と、この先だんだん歴史の渦中に巻き込まれていく会津藩なのでした。

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八重の桜・第5話

吉田松陰死亡!
井伊直弼死亡!

大物が、しかも2人も、あっさりと死んだ回でしたね~
このあっさり感はしかし、覚馬や八重といった当時の一般庶民が味わった感覚なのかもしれませんね。自分たちの日常にまぎれていたら、ある日突然「死んじゃったって!」とニュースだけ聞くみたいな。

いやけど、松蔭はそんなにあっさりじゃなかったかな。井伊直弼はほんとにあっさりでしたね。ベタなドラマなら、暗殺シーンで息絶えるまで延々、時折「うるさい(グサ)」「ウッ」とか入れつつ敵と問答したりして死んでいきそうな気がするけど。え?それはギャグ?
ともあれ、「後の大久保利通である」って感じもした井伊大老暗殺シーンでした。「愚か者が~」とか、確かに本人から見ればそうなんだろうなと。「このわからんちんどもが」と。
ま大久保はよくわかりませんけど、井伊直弼はちょーっと強引でしたからね~。この人に限りませんけど、やっぱし強引(≒急進)なのはよくないです。てか好きじゃないです。おかげで良い結果になることもあるだろうけど、絶対その分どっかに急激にしわよせが。

松蔭パートはよかったですね~♪目が釘付け!まあ生き死にの場面ですから緊迫感あるのは当然ですが。
もっとも最初は、罪状否認(これは確かに悔しいわね~。どうせ死刑なのは変わらないなら、せめて礼儀としてちゃんとした理由で刑に処してくれと)で暴れた時点で「即日執行された」的ナレーション、次のシーンが「嘆く勝海舟」ということで
「あ~ここら辺が「八重の桜は盛り上がりがなくてつまらない」と言われるゆえんかな~」
と思ったんですよね。これまたベタなドラマだとここぞとばかり、それこそ顔に紙つけて穴の前にひざまづいて刀振り上げるまで延々と、「死ぬんだぞ~」ってシーンをやるでしょうきっと そうしないのが節度あっていいとは思うけど、やっぱしちょっと肩透かし気味で盛り上がらないのも確かかな~と。
けどその後、勝海舟の手紙シーンで、透かされた肩が無事戻って。いや~今回の小栗松蔭は迫力ありましたね~!「会津の酒はうまか~」の頃は、坂本辰馬にしか見えなかったのに(このセリフがフラッシュバックされてたのは、NHKによる福島復興支援でしょうか いや覚馬もきっとこの言葉がうれしくて覚えていたに違いない
「至誠にして動かざるものは~」か。。。会津藩も会津藩なりの至誠を貫いたと思うけど、うまくいかないもんですね~。松蔭もかーなーり悔しかっただろうけど、後に残る人が実際に、続々と立ち上がった点では、報われたと思います。やっぱしいい先生だったんでしょうね~、あの銀さんが尊敬してる人だし(←それ松陽)

その松陰にわりと好感を抱いていて、なのに松蔭に共感を抱く人間から「攘夷」と斬りつけられる覚馬。
こういうの好きだわ~♪このやりきれなさが。
自分が知っている松蔭とは違ってしまったのか、それともこれが松蔭の望んでいたことなのか。
思いは同じだったはずなのに、なぜ敵味方になってしまうのか。
「俺を切って攘夷か。異国の水夫を切って攘夷か」
という言葉はよ~~くわかる気がします。本人はすごく使命感に燃えているんだろうけど、そしてその思いも根底は同じところから来ていた気もするんだけど、どうにも高揚感に酔ってるだけというか、単なる自己満足的行動に見えるのはなぜかしらみたいなの、よくありますもん。直近では脱原発デモとか 60年代の学生運動とかもこんな感じだったのかな~なんて、あのデモ見て思ってました。
けどそれらは人殺さないからまだいいです。攘夷だ→外国人だ→殺せとかで殺してたら、殺された方はほんと死に損ですね。それでどうなるってわけじゃなく、ただ殺した人間がスッキリするだけなんだもの。

ここから派生するうらさんパートもよかったですね。人柄が伝わって。
そういえば、八重たちが接木をしといてくれてうらが泣くシーン、ノベライズを読んだ時点では「私のことを気にかけててくれてありがとう」といううれし涙として受け取ってたのですが、ドラマを見たら、豆とおなかの子がオーバーラップした涙に見えました。セリフも所作も、本とドラマはまったく一緒なのにね~。これが役者さんの力というか、ドラマの醍醐味なのかしらん。

さてさてそんなこんなで、そろそろ「テロの時代」になってきたぞという今回の話。
これを受けて、次回はいよいよ京都守護職拝命!
綾野容保公や西田頼母のファン及び会津好きには、胸かきむしられる回になりそうですね 

そうそうおまけ!忘れちゃいけない彼岸獅子!
はっきり言って、会津好き及び山川大蔵にとってのみ忘れちゃいけないシーンですけど
「天寧獅子」の名前が大幅クローズアップされてましたね♪天寧獅子は鶴ヶ城で実物を見たので「うおお!」と感動
もっとも今回大事なのは、サンボマスター山口さんの出身地・北会津の「小松獅子」の方なんですが。しかしこれ見たら、またベタな予想が頭の中で。「おおあの時春坊を助けてくれたお侍さんじゃないですか!よーしそれなら一肌脱ぎますよ」みたいな展開になるのかな?なんだかなーーー
それから「彼岸獅子のケンカも見もののひとつ」って、ええ~そうだったの!?それじゃまるで沖縄のエイサーオーラセーみたいじゃないの まあ昔は彼岸獅子ってもっといっぱい数あったみたいだし、そういうこともあったのかな~??見たかったな~当時の彼岸獅子。

この彼岸獅子は、現代も残る会津の春の風物詩です。数は減ったといえども、天寧地区はじめ、北会津や喜多方など、町ごとに色んな獅子舞があるそうで。→レポこちら
春のお彼岸あたりに鶴ヶ城その他に行くと、高確率で見れると思います。興味を持たれた方はぜひ会津へお越しくださいませ♪

余談ですが、鶴ヶ城から徒歩10分くらいのところには、吉田松陰も学んだ山鹿流の祖・山鹿素行の生誕地もあります。→レポこちら
松蔭が生んだ弟子たちは、後に会津とは敵同士になるわけですが、その松蔭を(間接的に)生んだのは会津に縁のある人だった、なんて、これまた歴史の偶然の面白さですね~
彼岸獅子ついでに、よろしければこちらもラーメン食べがてらぜひどうぞ♪

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霧!

今朝は久しぶりに霧でした!

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今日の会津若松の最高気温は「7℃」とのことで、そのせいなのかな??
ちなみにこの時期「7℃」って、会津盆地では
「ええっ今日はどうしちゃったの!?すっごいあったかいじゃん!てかもう春じゃん!」
という驚きをもって受け止められる数字です 「最高気温1度」とかが普通ですから

今日はKKの小学校、スキー実習。
場所は毎年恒例、アルツ磐梯です。ほんといい環境よね~~ここら辺の子供たちは♪
いっつも朝はぐーたらぐーたらしてるKKも、今日は張り切って、20分も早く登校しました
いいお天気でよかったね♪楽しんでらっしゃい

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