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沖縄料理デー

お久しぶりです!
KKの入試を控え、ブログはすっかり後回し気分だったのですが、今日は仕事がお休みなこともあり、久々に更新です。

さて雪国会津ですが、今年は本当にありえないくらい、暖冬
例年なら「最高気温が氷点下」「浜通りとの温度差8度」が当たり前の会津の冬ですが、いやはや今年はなんと過ごしやすいことか!
なんたって今季一度も雪かきしてないんですもん!!!例年なら「今季何度目」どころか、「今日は何度目」というペースで雪かきして疲労困憊してる時期なのに、今年はまだいっちども←嬉しくて泣けてくる
「荒れる成人式」・・・じゃなくて「荒れる十日市」との異名を持つ、1月10日の初市も、今年はなんと雨~みぞれ。1月に雨なんて、ほんと今年はどうしちゃったのって感じです。ちなみに十日市は、別にお祭り屋台に浮かれた若者が荒れるわけじゃなく、毎年この日は大雪荒天になるのがお約束だそうで
良質スノーが売りの会津ゲレンデも、裏磐梯はともかく、猪苗代やアルツ磐梯といった表磐梯方面は軒並み厳しかったようで、毎年アルツで行われる小学校のスキー授業も「いつになるかわかりません」との通知が。

と、数日前まではこんな感じだったのですが、一昨日あたりからついに積もり始め。
今日も朝からもさもさ。今季ノー雪かき記録がついにストップかと怯える今日このごろです

さてさて長い前フリでしたが、こんな天気になると「行きたい~~~」と逃避したくなるのが沖縄
しかし逃亡資金も時間もないので、せめて今日の晩御飯だけでも沖縄気分を味わいましょうと。

というわけで今日のメニューは、「ジューシー」「ラフティー」「フーチャンプルー」、そして一昨日の残りおでんです。沖縄おでんじゃないけどキニシナイ!!
メニュー名だけ見ると外国ですが、中身はそれぞれ、「炊き込みご飯」「豚バラ肉(三枚肉)煮込み」「お麩の入った野菜炒め」です。ちなみにラムネ菓子みたいな名前「ジューシー」ですが、たぶん「雑炊」→「ゾースィ」→「ジューシィ」の音便化と思われます。沖縄の「お」行は発音「う」になるので。(しかし「ラフティー」の語源はまったくわかりません

まずはじっくりコトコト放っとく系の料理「らふてぃ」から始めます。
安売りの時に買っといた豚バラ肉のブロックから、脂身部分をちょっとだけ取り除いてから、水&泡盛で茹でます。我が家は頂き物の「久米仙古酒」で。く~~っクースーを下茹でに使うなんて、肉は激安アメリカ豚なのになんという太っ腹!
ここに生姜も足してひたすらコトコト。1~2時間くらい茹でたら、黒砂糖や昆布つゆ、鰹出汁などお好みの味で更にもう2~3時間コトコト。個人的には、沖縄の豚肉料理には昆布が合うと思っているので、肉ブロックの上に昆布を、落し蓋のように敷き詰めて、甘辛に煮詰まるまでひたすらコトコト放っときます。
ついでに役目を果たしたこの落し蓋昆布は、細かく刻んでこんにゃくやあぶらげ等お好きな具材と一緒に炒めたら、「クブイリチー」=「昆布炒め」という更なる沖縄料理になります。が、今日はめんどくさいので、後日作るように取っておきましょうね~

放っとく間に「じゅーしぃ」を仕掛けます。
水煮の山菜パックを買ってきて、研いだお米にどば。カンタ~ン。そしてこれまた鰹だし昆布だし白だししょうゆe.t.c.お好きな味付けで。
が、これだとただの炊き込みご飯。ここに、コトコト言ってるらふてぃのお鍋から、煮汁をちょいと間引いて加えます。これでさっぱりヘルシーな京風炊き込みご飯(?)から、沖縄風炊き込みご飯「じゅーしぃ」に早変わりする、はず!
(ちなみに「らふてぃ」も「じゅーしぃ」も、あくまでも自己流なので念のため たぶんじゅーしぃも、豚肉を直接混ぜ込んで炊くなど、色んなアレンジがあると思います)

次にフーチャンプルー。
下ごしらえとして、小さくちぎったお麩を水で戻しときます。もっとも私は水でなく、水で割った昆布つゆに漬け込んで戻してしまいますが(お麩にしっかり味がしみ込むので)
じゅーしぃが炊き上がり、らふてぃもいい感じに煮込まれたら、ちゃんぷります。そんな沖縄弁はありませんね
油は、さっき豚バラから削除した脂身。焼いていい感じに油が出たら、フライパンから取り出します。本当は水に脂身を入れて、水を沸騰~蒸発させてラードを作るそうですが、めんどくさいので脂身をフライパンで焼くだけ これでもなんだか本格的なラード気分です♫
フーチャンプルーの具、我が家はお麩以外に、もやし、ニラ、キャベツ、豚肉なんかを入れます。これまたまったく個人の好みで、豚肉の代わりにスパムでもいいし、人参入れたりニラは抜いたりなど、野菜も何でもいいと思います。
逆に絶対外せないのが、戻してしぼったお麩を、卵に絡めて投入すること。そしてかつおぶしとニンニクを隠し味に使うこと。
この隠し味は、「ちゅらさん」で沖縄料理店の店長さん役もやった藤木勇人さんという、コザ出身の芸人さん兼料理人さんが、本で書いてらしたのですが、いわく「チャンプルーのポイントは、かつおぶしとにんにく
やってみるとこれは本当にそのとおりで、ゴーヤーチャンプルーもソーミンチャンプルーもマーミナチャンプルーもタマナーチャンプルーもあるいは焼きそばも、およそ「強火でがっと炒める系」の料理には、高確率で味を深めてくれる隠し味だと思います。ちなみに「マーミナ」とはもやし、「タマナー」とはキャベツの沖縄弁で、それぞれ「もやし炒め」「キャベツ炒め」のことですナーンダ おそらく「豆菜(マメナ)」、「玉菜(たまな)」とかが語源だはずねー。
最後にお麩を戻した昆布つゆで味付けすればできあがり~~

「らふてぃをちょっと余らせといて、明日は稲庭うどん+らふてぃ+仙台の笹かまぼこで沖縄そばにしようかな。つゆは鰹出汁にウエイパーでさ」
などと、主婦は早くも明日の夕飯を考えながら、雪夜の(自己流)沖縄料理、いただきま~す
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テーマ : 日記 - ジャンル : 日記

自家製タコライスに挑戦!

沖縄物産展で必ず買うものといえば「オキハムのタコライス」
黒い箱にレトルトのタコスミートが2~3人前入っていて、あっためてご飯の上にかけるだけ!簡単便利♪
物産展で買うと1箱500円超で、まとめ買いするとけっこういい値段になっちゃうんですが、沖縄行ってもタコライスってあまり食べたことがなかった私には(もっぱら沖縄そば)、自分で再現不可能&オキハム味だけがオンリーワンなので、いつも4~5箱買いだめ

しかしここ最近、沖縄物産展ごぶさたなので、我が家の備蓄もついに底をつき;;
だいたい4箱買っても、家族で2回食べればオシマイだもんね。
折りしもスーパーで「カゴメのタコライス」(レトルト)を見つけ、「おお~~ついに内地にもタコライスが!これで好きな時にいつでも食べられるわ~♪」と感激したのもつかの間、次に行ったらコーナーがなくなってました うむ~大人気につき売れ切れなのか、不人気につき撤去なのか??
リオンとヨークを周っても見つからず、「今日の晩御飯はタコライス♪」とすっかり浮かれていたKK&Uは
「やだ~~タコライス~タコライス~~」と大騒ぎ
う~むじゃあ危険性の高い「手作り」に挑戦してみましょうか あんたたちまずくても全部食べてよ

まずはネットで「タコライス レシピ」等で検索。
おお~~けっこういっぱい出てくる え~と牛ひき肉とトマトと・・・タコスシーズニング??なんじゃそれ??
どうやらタコライス作りにはかかせない調味料らしいけど、スーパーにそんなのあったっけ?バルサミコとかウエイパーとかなら見かけるけど。
仕方ないこれも手作りじゃあ~ と、シーズニング用スパイス一式もスーパーで買ってきました。
スパイス売り場って、かねがね興味あったものの、縁がなくて素通りだったので、こうして買い揃えるとなんかワクワクしてくるものが

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コリアンダーはさっぱりした胡椒みたいな感じ(辛くはない)
オレガノは爽やか~
チリパウダーはカラムーチョを思い出す香り
パプリカもちょっとカラムーチョっぽい。
クミンは・・・あっこれだ!これだよ~~タコライスの香り!

これらにガーリックと、フライドオニオン&ドライトマトを粉末にして全部混ぜ合わせると、タコシーズニングになるのだそう
けれどフライドオニオンとドライトマトが見つからなかったので、ここからは自分流で(←これが危険性を高める

まずはフライドオニオンのかわりに、タマネギを多少量&油大目にじっくりと炒めて。
そこに牛ひき肉を加え、さあここで上のスパイス&ガーリックをどっぱどっぱと振りかけます。途中、塩胡椒もしながら。
さらにトマト缶も加えて煮詰める間、ず~っとスパイスや塩胡椒を足し続けて、微調整しっぱなし
そうそう、お醤油や黒砂糖も入れました。トマトで煮込む時にお醤油入れるとまろやか~に、黒砂糖入れるとコクのある甘味に、それぞれ変化して、トマトの尖った酸味がなくなる気がします(トマト料理に限らず、こういう働きをしますね、お醤油と黒砂糖は)

ず~っとフライパンの前で味見しつつスパイスの瓶を振ってると、鼻が慣れてしまうのか、だんだんカレーの匂いとしか思えなくなってくるのですが、様子を見に来たKKいわく
「タコライスの匂いだ♪」
パパいわく
「おおこの西洋人の体臭っぽい匂いはまさに」

で、トマトの水気がなくなるまで煮詰めたら完成!
ご飯の上にこのタコスミートをかけて、千切りレタスを散らし、スライスチーズをちぎり、プチトマトをのっけて、サルサソースをかければ・・・おお~なんかそれっぽくできあがったんでない!?

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つけあわせはコーンスープとタマナーチャンプルー。
コーンスープは、アオハタのコーンクリーム缶をバターで軽く炒めて、牛乳で少しずつ伸ばし、塩で味付けるだけ。これまた簡単便利♪
タマナーチャンプルーって言うといかにも「沖縄料理」だけど、実は単なる「キャベツ炒め」です キャベツを好きな具と一緒に炒めるだけと、これまた簡単便利♪卵はご自由に。
ちなみにチャンプルー(に限らず炒め物全般、やきそばなども含む)の時、鰹節&ニンニク入れると、ぐぐっとおいしくなります!これはコザ出身・お笑いうちな~芸人藤木勇人さんの本で知ったワンポイント 

さて肝心のタコライスの味は・・・う~んちょっとトマトが多すぎたかな~。エスニックなミートソースという感なきにしもあらず
今度は缶じゃなくて、ピューレか普通のトマトで作ってみよう♪あ、アピタにドライトマトがあったから、それを粉末にしてみようかな?

と、早くもリベンジしたくなった、初・自家製タコライスでした。
作ってみたら意外と簡単だったので、オススメです♪これで食べたい時にいつでも食べられるわ~
何より安いのがね 物産展の半額くらいで済むんじゃないかな?
なお今回はこちらのレシピを参考にさせていただきましたm()m

テーマ : 沖縄 - ジャンル : 地域情報

沖縄道

と言っても、沖縄行ったら欠かせないあの高速道路のことではなく、「沖縄問題の本質を考える」ための本。
宮城能彦・著「沖縄道」。

沖縄大学教授である宮城先生、私はよしりんの「沖縄論」で知ったのですが、その時からこの方のバランス感覚は素晴らしいなと(私はもうちょっと昔の宮城先生の感覚に近いサヨクなので、若干意見の違いはあるのですが、それでもそう思う)。
よしりんも本で言ってたように「沖縄で「小林よしのりに協力する」だけでもけっこう大変なのに、実名出してあちこち案内してくれる。たいした男だ」その言葉通り。
ともすれば軍人目線で極端に突っ走ってしまうよしりんに、あくまでも住民目線を手放さないこういう方が案内人として側にいるのはとっても安心だなんて、一読者(ただしアンチ)として思っていたのですが、なんでゴー宣から離れちゃったんだろう・・・?

と、そんなふうに以前から気になってた方の本なので、さっそく注文して読みました。

内容は基本的に「沖縄論」や「誇りある沖縄」などで書かれていたことの再確認。それを宮城先生自身の言葉で再度伝えてくれるという感じなのですが、今読むと、書かれた一語一句がどうしても原発事故後の福島にまつわるあれこれとリンクしてしまい。
改めて、基地問題と原発問題、及びこうした問題が起こった時の人心の動きというか、形成される流れの類似点を思わされてしまいました。

例えば、新石垣新飛行反対運動の頃の、島のおばぁの言葉「飛行場を持ってこようとするのも大和人、それに反対するためにわざわざ来るのも大和人」
どうしても、主に首都圏の反原発グループを思い出してしまいます。twitter上で非難ゴウゴウだった企画「311パレードin福島」とかね。
反対することに反対してるわけじゃないんですよね。ただそれ以前に「葬式デモ」とか「福島に住むと死ぬ(と言わんばかり)」とか、さらには「今まで補助金もらってたんだからいいだろ」みたいな、それまでの騒ぎにすごく嫌な気分にさせられてたから、このパレードも「どうせそういうもんなんだろ」と受け止めちゃったというか。人の死を悼むどころか、それを運動のネタにしてるみたいに思えてしまって。

「沖縄県民が本当に怒る時は、実はこういった人間としての尊厳が冒される時や、沖縄人としての誇りを傷つけられた時なのだ」
と先生はおっしゃってますが、まさにそのとおり!上記のようなことをひっくるめて「フクシマ」として扱われるから怒りたくなるんです。
って私は所詮転勤族で、福島が故郷だという方の思いとは比べようもないのですが、そんな転勤族ですら事故後の福島にまつわるあれこれには憤ること多々だったという。

ただ先生は注意深く「「沖縄対大和」の図式にしてはならない。それが沖縄を腫れ物扱いにしてしまう」と警告してらっしゃいます。それを一番憂慮しているとも。
私は性格的に、既存のシステムより、無理解な人たち(?)の言動によりカチンときてしまうタチなので、これは気をつけなきゃな~と思ってしまいました。今は良し悪し含めてあれこれ言われてるけど、今後福島が「なんとなくアンタッチャブルな存在」にならないとも言い切れませんものね。

それにしても、上で「無理解な人たち」と書きましたけど、私も沖縄が好きでコザが好きで、だからこそ「基地賛成/反対なんてそんなに簡単に言えないんだよね~地元は」なんて、わかったようなことを思ってたわけですが、いかにその底にある思いをわかってなかったか、なのにわかってるつもりになってたか、去年の福島で生活して初めてそれがちょっと理解できた気がします。少なくとも、底にある「悔しさ」とか「もどかしさ」みたいなものは、実感としてまったくわかっていなかった。そう思うと、例えば被災した人の実感、福島が故郷である人の実感、それらは今きっと全然わかってないんだろうな~と思えて、つくづく「理解する」ことの難しさを思ってしまいます。言葉ではわかってたつもりだったけど、実感として理解していない、こういう「無理解の善意」がどれくらい厄介なものか。福島でそれを実感したつもりなのに、自分も立場の違う人に無意識にそれを侵してしまう可能性があるとは。

しかし一つだけはっきりと変わらず思うのは、やっぱり「賛成/反対と簡単に割り切れない」ということ。
これは原発にしろ放射能の安全/危険にしろ、やっぱりそう思います。宮城先生も、基地と原発の類似点に触れた章でおっしゃってます。
「原発事故以降、反原発的なムードが一気に高まり、自然エネルギーの可能性が「クリーンで再生可能な夢のエネルギー」として一気に注目されている。しかしかつては原子力も「夢のエネルギー」としてアピールされてはいなかったか」
「安全か危険か。白か黒か。ゼロか百かというだけの発想。今の日本に蔓延している空気」
「もう「これ一つで一気に解決」という「夢」の解決策はない。エネルギー問題も安全保障も、日々コツコツとバランスを取りながら工夫していくことの積み重ねが重要なのだ」
まさにまさに。もっとも安全保障は、私は基本サヨクで、どうしても「軍隊はなきゃないに越したことはない」という思いが捨て切れませんが(というか捨てちゃダメだとすら思う)、それを基底部に置いてバランスを取っていくことはできると思う。。。と言うのは簡単、実際は非常に難しいですが。

この難しさは「日本国民であり沖縄人であること」という、伊波普猷について書かれた章に、個人的にリンクします。
「日琉同祖論」を主張した伊波普猷。「琉球処分」で近代国家・日本に組み込まれ、同化していくのは、ある意味避けられない過程だったのかもしれない。
しかし日本に同化されていく過程で、失われていく琉球の文化や心、さらには日本による沖縄蔑視と、それ以上に沖縄自身が、自分たちの文化が劣ったものと否定してしまいがちになる、そうしたことに彼はどれだけ心を痛めたか。
沖縄を日本として肯定するなら沖縄独自の文化は否定される、沖縄独自の文化を守り肯定したいなら日本に同化できない。
こういう二者択一と戦ったのが伊波普猷なのですが、しかしこれは・・・難しいですね。というか単純に、二者択一にすると簡単で、物事進みやすいから、どうしてもどちらかに色分けしようという流れになってしまうわけですが。
「基地や原発と共存してきた町を否定せず、基地反対・原発反対を唱える」という難しさとまったく同じです。私はこれができないから、基地賛成/反対とすっぱり割り切れないんですもん。そしてこれは、基地や原発の賛否のみならず、放射能の安全/危険とか、単なる人間関係ですら、あらゆるところに存在している。
ここをエイヤっと飛び越してどっちかに属すればラクではあるんでしょうが、そうしたら最後、本当に知りたいことはわからず、ほんとうに目指したいところには到達できない。自分にとって正しいと思うことがはっきりしていれば、そもそもこんなことで悩みませんから、悩む時は悩んだままでいればいいとか思ってしまいます。この難しさから逃れるために単純な結論を求めるとロクなことにならないっていうのは経験則。しかし世の中、結論(=往々にして二者択一)を出さなきゃいけないことが多すぎるのも事実で。。。

「「基地に反対するのはわかる。では何をどうしたいのか示してほしい」という外部の声に答えるのが、沖縄県民としての課題」
と宮城先生はおっしゃってます。ああLIVE福島でのTOSHI-LOWさんの言葉が思い出されるなあ。あの時TOSHI-LOWさんもまさにこうおっしゃってたのよねMCで。
しかしこの結論の出ない状況で、これに答えるのは、やっぱり難しい。。。福島でも、浜中会津それぞれで状況や、そこから来る要望が違うし、個人の職業や環境、状態によっても違う。そして一個人の中ですら、相反する複数の思いがある。個人的には自分の答えを見つけるまでいつまでも考え続けていたいけど、そういうわけにもいかないんだろうなあ。。。
「沖縄県民のある個人が一貫して反米や反日というのではなく、その時々の状況や立場によって態度を使い分けているということもある」という言葉や、そこで紹介されていた、職場では「移転賛成」、家では近所の人に頼まれて「移転反対」の署名をしたという方のエピソードなんかに、私はすごいシンパシーを覚えてしまうのですが

そんなわけでこの本は、どこを取ってもシンパシーだらけという感じではあるのですが、中でも一番共感したのは「母が遺したもの」について書かれた章。
以前「集団自決は軍命か否か」の議論が盛り上がったことがありました。「沖縄ノート」の著者・大江健三郎を相手取って「軍命を下した」とされた側が訴訟を起こしたりと、色々な意味で切ない盛り上がりでした。
その訴訟で「軍命はなかった」という証拠となったのが、宮城晴美・著「母の遺したもの」。
実は私、あの騒ぎの時に名前はよーく聞いたものの、この本読んだことなかったんですよね。
にも関わらず、宮城先生がこの本について書かれていることは、「あ~わかる~そうだろうな~」と、とっても共感してしまって。以下ちょっと長いですが引用。

「これはあまりにも悲しい書物である。特に後半、宮城産のお母さんが晩年「実は軍命はなかった」と隊長に告白して以降、次第に態度を硬化させた隊長が、軍命問題の最大の責任者は当時の役場職員にあるとして反撃していく様子は、悲しすぎて読み進めていくことが辛い。
お母さんが「軍命がなかったこと」を胸に秘め続けなければならなかった日々を思って胸が詰まり、同時に、極悪人にされて残りの人生を辛く生きてきた隊長のことを思って胸が詰まる。そして、隊長に反撃されて以降の、お母さんの苦しみ。戦争で苦しんだ人たちが数十年もたった後もさらに苦しみ続けなければならないこと、戦争で生き残った人が行き続けていくと言うことの営みの悲しさで涙が溢れてしまって、なかなか最後まで読み続けることが出来ない。
「母の遺したもの」は、軍命があったとか、なかったとか、そんな表面的なことを言うために書かれた本ではないと私は思う」


まさに!まさに!(と読んでもいないのに
そうなんです!あの集団自決の騒ぎの時も、今回の福島に関するあれこれも、どうしても生じる憤りに近い違和感は、「利用されている」感から来るんです。「どちらかの陣営に都合のいいネタとして利用されてる」みたいな。しかしそうするとどうしても敵味方、賛成反対という二者択一になってしまい、共有したい思い、わかりたいことなんかはどっかへ行ってしまう。何より失礼ですよね。隊長も役場の人間も住民も、それぞれ色んな思いがあってああなってしまったのに、それを自分の主張のために利用するなんて。それこそ「人間の尊厳や郷土への誇り」を踏みにじる行為じゃないですか!しかし救われないことに、それは「無理解な善意」がなせるわざであって、しかもこんなこと言ってる私自身がそれに足をすくわれること多々なのですが。

そもそもこの本に書かれた逐一を福島の現況に結び付けて勝手な解釈するのも、「沖縄」をネタにしているだけと言われればそのとおりという気も。沖縄を理解するための本なのに、勝手にこっちとの類似点だけ見つけて喜んでるような。
しかし「自分の頭で考える」ために「自分にひきつけて考える」のが、結局一番誠実な態度であるような気もして。
そうすることによって相違点が浮かんできて、両方ともがより理解しやすくなる気もしますしね。
ともあれこの本は、私にとって読んでよかった本でした。

他にも例えば、辺野古移設に絡む利権の話。この「利権」も原発と切り離せないんでしょうが、それに加えて「「利権」って私たちと切り離された「悪」じゃなく、私たちの欲求を、この資本主義社会で形にしようとすると「利権」という形になってしまうのかもなあ」などと思わせてくれたり。
あるいは「(たとえ普天間問題などで連日ニュースになっている時も)TVや新聞を見ない限り、たとえ「沖縄」という「現地」にいても、どこかよその出来事」という感覚。とてもよくわかる気がするわ~~。そしてこの感覚は、意識して片方に持ってないといけない気がするわ~~

「同じように平和を願い、同じように「二度と沖縄戦の悲劇を繰り返してはならない」と考えているはずなのに、どうしてその手段がこうも異なってしまうのか」(そしてそんな、単なる手段が、いつしか目的化してしまう)
この本で書かれていることは、すべてこの疑問が形を変えて表れたものだとも言えます。そしてこれは、沖縄に限らず、ウヨサヨが関わるすべての問題、ひいては友人同士、家族同士の間でも、およそ人間社会ならば普遍的なことで。
この文章は「「殉国」ではなかったのか」という章にあるのですが、今までならば「殉国」とすることに一抹の危機感を覚える私ですが(サヨクですから)、「福島」に当てはめると、自分の中でけっこう反転してしまうものがあるんですよね。殉国美談が嫌いなのは変わりませんが、そんな美談仕立てにしなくても、そのベースとなる感情はある意味自然なものかもしれないと実感するような。だからこそ、使い方を間違えたり、極限状態になるなどして、それが強調されると恐ろしいんですよね。「殉国」に限らず、真逆の「命を大切に」だって、行き過ぎた結果の危険性はまったく同じです。こんなこと、去年以前はまず考えなかったな。もっぱら「殉国」方面の危険性しか考えられなかった。

と、長々書いてしまいましたが、これでもまだ半分くらいです
もっともっと、引用したかった言葉はテンコモリなんですが、キリがないのでこの辺で。

う~むしかしなぜ宮城先生、ゴー宣から退いたんだろう??

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北と南

近くのジャスコで沖縄物産展をやってたので、さっそく買い出し!
黒糖ちんすこうに、オキハムのタコライス、サーターアンダギーの粉に海ぶどう
現地で買うより3割がた高くつくのが難点ですが、見たら買っとかないと、次はいつ来るかわかりませんもんね~

伊勢丹なんかでやる、歌あり食堂ありの物産展とは違い、ほんとにこじんまりした販売スペースですが、最近はそんなちっちゃな物産展でも、じーまみやてびち、そばなんかの生鮮品も、冷蔵ボックス置いて扱うようになったのがありがたいですね~。以前はじーまみ豆腐なんか、スーパーじゃまずお目にかかれなかったし、そばなんかも乾麺のみでしたもん。

という感じで、気分は南国なジャスコ村上店ですが、そこから程近い三面川には、今年も鮭が帰ってきてます。
この鮭で作る「塩引き」&「寒風干し」は、冬の村上名物。
KKも先日、授業で塩引き鮭を作ったそうです(KKいわく「グロテスクだった」)
KKの小学校では毎年、3年生の3学期に三面川で鮭の稚魚を放流し、4年生の2学期に塩引き鮭を作るのが伝統です。
放流した稚魚が帰ってくるのは、おそらく卒業ごろ?しかも帰ってくるのは何%って言ったかなあ?確かヒトケタ台だったと。
この塩引き鮭がずらりとぶらさがる光景も、そろそろあちこちで見られ始め、ああ冬が来るな~と。

かたや南国の風土が生んだ味、かたや雪国の水と風が育む味。
同時に並ぶ光景、ありがたやニッポン。

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テーマ : 新潟県 - ジャンル : 地域情報

SEE YOU OKINAWA

8月に予定していた沖縄旅行。
やっぱりやめることに決定。
じーちゃんの病気のこともあるけど、それ以上に、どう考えても予算オーバー(T_T)。
どっか別な所で、日数も減らして考えることにしました。
さよなら全島エイサー、クラウンホテル、座間味島、たぶん1,2年後くらいにまた会いましょう(ToT)/~

こうなったらもうあそこしかないでしょう。
予算が沖縄の1/2で、けっこうゴージャス感もあって、2泊3日くらいがちょうどいいあそこ。そう、ネズミや犬が放し飼いされてて、下手すりゃ列作って歩き回っているあそこです(^^;)

テーマ : 沖縄本島 - ジャンル : 旅行

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